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 昨晩、ふと思い出して、あるブログを読み返しました。家庭で実施する片付けや洗濯にトヨタ生産方式の考え方を導入するという内容のものです。この1年間、衣類やバッグを収納しているクローゼットの整理整頓(2S)に取り組み、一定の成果を上げたと自負する私は、そのブログを読んでこう思いました。「あ~、この書き手、全然、分かってないなぁ」。その書き手とは・・・4年前の自分です。

 当時のブログには、4段落目にこう書かれていました。

(原文まま)この時、意外と苦労したのが、必要な物と必要でない物に分ける作業です。「うーん、これは1年に1回も使ってないバッグだけど、取っておけば使うかなぁ…」などと悩みながら進めます。結局、ほとんどが必要な物とみなされることに…。

 今の私が最もダメだししたいのは、「ほとんどが必要な物とみなされることに」という最後の1文。この過ちに気付くきっかけになったのが、iPhone向け衣類管理アプリの活用でした。

 私が使用したアプリは、いつでもどこでもiPhoneさえあれば、自分のクローゼットの中から好きな服やバッグを選び、どの組み合わせで身に付けるかを考えられるというもの。ただし、事前にクローゼットの中の物をすべてiPhoneのカメラで撮影し、登録しなければなりません。この登録作業だけに、週末のほぼすべてを使ったでしょうか。面倒な作業であったことは間違いありませんが、その時の私は衣類の管理に燃えていました。「これさえ終われば、楽しく服装を選べる日々が待っている!」と。

本物と仮想のはざまで…

 問題は、「その後」にありました。本物のクローゼットと仮想クローゼットの中身を同期させる作業です。衣類を誰かに譲ったり、古くなって捨てたりしたら、アプリからも即排除。反対に、購入したら、すぐ登録。でも、たまにアプリに反映させるのを忘れてしまうこともありました。それに気付かずアプリを使い続けていると、「そっか。使おうと思ったけどないんだった」と本物のクローゼットを見て気付くことに。そうこうしているうちに、こんな疑問を抱くようになりました。

「この作業って本当に必要?」。