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 案外、大企業に長年勤めあげている方よりは、いくつかの会社を転々としたり、ベンチャー企業に勤めている方の方が、社外に人的なネットワークがあり、転職の際の推薦者を簡単に見つけられるように感じます。

 まだ会社や事業に余裕があるうちに、「うちの会社は安泰」と安心せずに、学会などの機会を使って社外の知り合いを増やし、是非、会社だけでなくエンジニアご自身をアピールして下さい。

 学会の他に、簡単で効果的なアピールの方法としては、ブログやツイッターやフェイスブック、LinkedInのようなソーシャルメディアがあるでしょう。

 私自身も企業から大学に移り、1人で仕事を始めた時に、自らのアピール不足を痛感しました。そこで、研究室のホームページブログ、ツイッター(@kentakeuchi2003)のほか、「世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記」という本の出版を行って来ました。

 何が効果的な宣伝方法かは試行錯誤中ではありますが、ツイッターには大きな可能性を感じています。ツイッターでのつぶやきは公開ですので、もちろん、研究の内容など機密情報は語れません。つぶやける内容に制約がある中でも、情報が公開される利点を生かすことができます。成果をアピールしたり、違う分野の人と知り合って知恵をもらったり、旧知の人と久しぶりに連絡を取るなど、大変便利なツールです。

 エンジニアのアピールの仕方は以上の他にもあるでしょう。最近、早期退職制度などを利用して転職先を探しているエンジニアの方にお会いするにつれ、せっかく良い技術をお持ちなのに、アピール不足からチャンスを見つけられない現状に、本当にもったいないと感じています。

 栄枯盛衰が激しいエレクトロニクス業界ですが、エンジニアの皆さんがお持ちの高い技術力をアピールし、ぜひ逞しく生き残りを図って頂ければと思います。