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クルマ好きのための21世紀自動車大事典、下野康史著、1,575円(税込)、223ページ、二玄社、2011年11月
クルマ好きのための21世紀自動車大事典、下野康史著、1,575円(税込)、223ページ、二玄社、2011年11月
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 「クルマ好きのための」とタイトルにあるように、ただの事典ではない。自動車専門誌の記者からジャーナリストに転進した著者の、試乗記と、時に辛口なエッセイが散りばめられている。

 事典であるから、「あ」から始まり、「わ」で終わる。その最初に登場するのは「アールエイト」(ドイツAudi社「R8」)だ。トヨタ自動車の「アイゴ」でも、アイシン精機でもない。一方、最後は「ワゴンかセダンか」で終わる。ワゴンは高いし、格好よいが、セダンの乗り心地にはかなわないとの結論だ。

 この本の魅力は、幅の広さだろう。タイの3輪タクシー「トゥクトゥク」から五島列島で実施している電気自動車レンタカーまで話題は尽きない。クルマでいえば、2輪車メーカーのオーストリアKTM社が作ったCFRP製オープンカー「X-Bow」といったニッチな車が多数登場する。ガソリン車、ディーゼル車、電動車といった既成のジャンルだけでは区別できないクルマの世界を味合わせてくれる一冊だ。

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