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 この図から考えると、産業用ネットワークは「物理層、データリンク層」から見た分類、「アプリケーション層」から見た分類に分けて考えられます*3

*3 産業用ネットワークでは、多くの会社の賛同を得るために、物理層はマーケットで認知されている電気規格を使うのが一般的です。例外はデバイスバスで、これは価格を下げるためにそのネットワークだけの仕様を採用することが多いようです。

1.ネットワークで使用される物理層、データリンク層から考える
(1)RS485ベースのネットワーク
  PROFIBUS DP、 DeviceNet、 CC-Linkなど
(2)Ethernetベースのネットワーク
  PROFINET、EtherNet/IP、EtherCATなど
(3)IEC61158-2ベースのネットワーク〔プロセス・オートメーション(PA)用ネットワーク〕
  PROFIBUS PA、Foundation Fieldbus、HART
(4)デバイスバス
  AS-Interface、IO-Linkなど
(5)無線
  IEEE802.11e、Bluetooth、Wireless HART、ISO100など

2.ネットワークが使われるアプリケーション層から考える
(1)ファクトリ・オートメーション(FA)の汎用アプリケーション
(2)モーション制御用ネットワーク
  PROFIdrive、MECHATROLINK、EtherCATなど
(3)安全バス
  安全プロファイルをサポートするネットワーク
(4)コントロールバス
  FL-net

 さらに、上記以外の分類としては、以下の2つが挙げられます。

3.ネットワークの共通アプリケーション
(1)冗長化
(2)セキュリティ

4.その他
(1)デバイス管理

 次回からは以上の4つの観点から産業用ネットワークを説明していきます。

* 記載されているネットワークの名称につきましては、各協会または各社の登録商 標または商標です。