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 こんにちは。かなりあ社中の臼井です。ご無沙汰しています。久しぶりに執筆機会が回ってきて少々緊張しています。(かなりあ社中のFacebookページはこちら

 さて、今回紹介するのは「HUB Tokyo」という東京にできた新しい会員制のワーキング・スペースです。何やら英国風パブの名前に似ています。あわててググるとそういうお店も出てきますが、飲み屋さんの話ではありません。

「HUB Tokyo」への入り口
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 ただ、「英国」というキーワードは共通しています。「HUB」は今、世界中で増殖している新しいタイプの「コワーキング・スペース(coworking space)」です。2005年に英国ロンドン北部のイズリントン地区に最初の施設が開設されました。その後、世界で急速に広がり、米国サンフランシスコや、南アフリカのヨハネスブルグ、豪州メルボルン、ブラジルのサンパウロなど28都市で30以上のHUBが生まれています。

 HUBの会員数は6000人を超え、起業家を中心とした人的ネットワークを形成。スタートアップ企業はもちろん、大企業のビジネスパーソンを巻き込んで、ビジネス・インキュベーション(育成)の機会を提供する場として世界的な注目を集めています。米国では最近、1カ月に1都市のペースで新しいHUBが誕生しているそう。このHUBの日本版が2013年2月に東京で開設されました。それがHUB Tokyoです。

世界で広がる社会人の「秘密基地」

 これだけの情報だと、「最近流行のコワーキング・スペースの新顔ができました」という印象だけで終わってしまいます。スタートアップのベンチャー企業が間借りするシェア・オフィスで、それぞれの企業、起業家が個々に黙々と事業開発を進めている。そういうイメージが頭に浮かぶのではないでしょうか。私も、当初はそんな場所を想像していました。

 勝手ながら、コワーキング・スペース、特に時流に乗って日本で開設されているこの施設にはあまり良い印象を持っていません。「“個”(人)ワーキング」あるいは「“孤”(独)ワーキング」する場所というイメージ、閉じた世界で仕事に打ち込む、まさに旧態依然とした「会社人」そのものの働き方を連想してしまうからです。これからの「社会人」、すなわちソーシャル・リーマンズにフィットした場所とは、とても思えません。

 ではなぜ、HUB Tokyoに興味を持ったのか?

 それは、HUB Tokyoを創立した二人が、とても見目麗しい女性二人だったということも無関係ではありませんが、単なるコワーキング・スペースではないという点が大きかったのです。HUB Tokyoのコンセプトの一つは「秘密基地」。何やら淫靡で、少しいかがわしいイメージが漂います。