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シリコンバレーのVCの実情にも触れる

 セミナーの詳細な内容については別途ご紹介する機会を作りたいと思いますが、ここでは簡単にご紹介しましょう。

 まず、「技術」の持つ価値と「事業」の価値は別物であることについてお話ししました。以前も私のコラムで取り上げたことのある大阪の米国人ベンチャー経営者の「技術はマーケティングを最新にする有効な手段である」という言葉をご紹介し、「よいものは売れる」的な思考からの脱却の必要性をお話しました。これに関しては、後半の時間によいものとは一体何なのかという議論に発展しました。

 また三洋電機が15年前にアップルに提案し、1年も協議したのに物別れになった「幻の三洋製iPod」について新聞記事等を通じて触れ、三宅秀道先生が著書「新しい市場のつくりかた」で述べておられる「新しい市場を創る4つのフェーズ」に他の多くの事例とともに当てはめてみました。
この作業は多くの気づきに繋がったのではないかと思っています。

 さらに現在の世界の潮流について、大手企業が模索するオープン・イノベーションの事例や、少数の優良ベンチャー企業への投資を求めて殺到する米国のベンチャー・キャピタル(VC)の実情など最新のシリコンバレー情報にも触れました。その際、シリコンバレーという地域が「大きな縁側」として人びとの接点として機能していることについても触れ、こういった企業内部や企業の内部と外部を繋ぐコミュニティーの必要性についてお話しました。