PR

トヨタもHEMS展開

トヨタ自動車が「東京モーターショー」の「SMART MOBILITY CITY 2013」で見せたパネル
[画像のクリックで拡大表示]

 トヨタは、テレマティクス・サービス「G-BOOK」の通信端末DCM(Data Communication Module)を自動車に搭載している。しかし、同社が自動車以外に一人乗りのパーソナル・モビリティを開発していることを考え併せると、将来的にDCMを車両に固定するのではなくユーザーに付けてもおかしくない。

 そうなれば積水ハウスのシステムと同様に、DCMがウエアラブル端末としてユーザーの生体情報を取り込んで、自宅にいるときにはHEMSと連携する、といったことも考えられる。HEMSサービス事業者として「製品寿命で住宅メーカーに分がある」と積水ハウスが言うなら、「移動時間も含めたユーザーとの密着時間で自動車メーカーに分がある」とトヨタ自動車は主張できる。