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 ドイツ証券では、2013年の4Kテレビはパネル出荷ベースで300万台弱、最終製品(セル・イン)ベースで150万程度(同130万程度)を想定している。パネル出荷と最終製品の格差は主に、販売店などにあると見られる在庫に起因する。

 我々は、4Kテレビは2014年に思わぬ大きな成長を遂げる可能性があると見ている。業界の出荷台数に対する見方(コンセンサス)は、ここ1カ月でかなり上がってきたものの、パネルで1000万台強(同700万~800万)、最終製品で700万~800万(同600万~700万)といったところだろう。

 パネル・メーカー側は、2014年の計画を2800万~3000万(同2000万~2400万)と爆発的に伸ばすと見込んでおり、計画はさらに膨れ上がっている。

 もちろん下記3点を背景に面積当たりの売上高を増加させるため、需要にかかわらず、4Kパネルの計画を積み上げている側面は大きい。

 (1)最終需要が飽和局面に近づいているので大幅数量増の計画を組めない
 (2)特に台湾や日本のメーカーは生産能力自体が増えていない
 (3)パネル価格が大幅に下がっている

 このためパネル・メーカーの計画は合理性に欠ける面がある点は否めない。