日経デジタルヘルスの「Editors' Voice」
目次
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「保険外サービス」規制緩和のインパクト
2018年度の介護保険制度改正に向けて、近々、厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会で本格的な審議が始まります。膨張する社会保障費を抑制するため、介護保険の給付対象から軽度者が外される可能性が高いだけに、介護事業者にとってはその対策が今後の大きな経営課題になりそうです。
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看護師がエコーを使いこなす時代がやって来る
昨年、日経メディカルでは、「目からウロコのエコー活用術」という特集企画を組んだ。超音波診断装置(エコー)の軽量・小型化が進み、携帯型エコーを聴診器のように持ち歩く医師が増えていることを踏まえ、その活用法などを紹介した記事だ。
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マイナンバー制度が医療・介護分野に及ぼすインパクトとは
日経デジタルヘルスの読者の皆さま、こんにちわ。日経BPイノベーションICT研究所の井出と申します。今回は、医療・介護分野のサービス/ビジネスにも極めて関わりが深い「マイナンバー制度」に関する書籍について、本コラムを借りてご紹介させていただきます。
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やはり東芝
2016年1月のアクセスランキング
コンピューターの進化に伴い、多くの業界ではビジネスのプロセスが抜本的に変わったのですが、製薬業界ではそれは起こりませんでした。ここ20年ほどの間、治験に関する基本的なアイデアは何も変わっていないとも言えます。今初めて、ビジネスのプロセスを抜本的に見直そうという動きが、製薬業界でも起ころうとしている…
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薬局が軽症患者のファーストアクセスの場に?
現在は「処方箋の応需」という画一化されたサービスを提供する保険薬局の一部が、今後、地域住民の健康相談やOTC薬によるセルフメディケーションの推進などの機能を積極的に担う可能性があることをご存じだろうか。
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自ら地域医療を動かそう! 東大がコンペ実施
地域の医療提供体制づくりは今、大きな転換点を迎えている。2014年6月に成立した「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」(医療介護総合確保推進法)により、都道府県における医療提供体制の確保を図るための計画である地域医療計画の考え方も策定プロセスも様変わ…
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医療産業の大変革期をビッグチャンスにしよう!
長期収載医薬品の後発品への切り替えを政策的に推する一方で、後発品自体の薬価は低く抑え込まれ、新薬についてはイノベーションを促進すると言いながら大ヒット薬になると特例再算定の対象として薬価引き下げの憂き目にあう──。2015年度の上半期までは円安の恩恵もあって、国内製薬企業は軒並み好業績を示していま…
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年の瀬にどんでん返し、年間アクセスランキング
今回は、2015年のアクセスランキングをお届けします。読者の注目が集まった記事の再読、見逃していた記事の発見、そして、2016年を想像するご参考として、活用いただければ幸いです。
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編集部が選ぶ、2016年を占う10大キーワード
昨年に引き続き、日経デジタルヘルス編集部では「2016年を占う10大キーワード」を選出しました。来年を展望する10のキーワードを、五十音順で順に紹介していきます。
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下半期第1位も、血液1滴でがん早期診断
2015年下半期のアクセスランキング
早いもので2015年もあと少し。そこで今回は、恒例のアクセスランキングをお届けします。日経デジタルヘルスに掲載された記事を2015年下半期(同年7月1日~12月11日)のアクセス数順に1~10位のランキングにしてみました。
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タクシー呼ぶ?それとも医師を?
日経デジタルヘルスでは12月7日、新コラム「吉澤美弥子の『米国ヘルスケアスタートアップ最前線』」の掲載を始めました。米国のヘルスケアスタートアップやヘルスケアアプリの最新動向について、「HealthTech News」ファウンダーで、現役の看護学生でもある吉澤美弥子氏にレポートしてもらいます。
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下町ロケットと人工心臓に思う
「なんとか部品を供給してもらえませんか…」。開発する機器は、人工心臓――。 先日から始まったテレビドラマ「下町ロケット」のガウディ計画編を見て、約4年前に執筆した、あるベンチャー企業による補助人工心臓の開発ストーリーを思い出しました。
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これが「持ち歩きたくなる」お薬手帳だ!
最近、週刊誌などで「お薬手帳不要論」なる主張が展開され話題を呼んでいる。しかし、筆者は「お薬手帳は必要」と考えている1人である。患者の基礎疾患が何か、普段服用している薬が何かを医師をはじめ医療者が一目で把握でき、同種同効薬が重複していないか、併用禁忌の薬が含まれていないかなどをすぐに判断できるから…
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「世界のトヨタ」が医師養成で名大病院とコラボ
名古屋大学医学部はトヨタ自動車、中部品質管理協会と連携し、「明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム」(ASUISHI =あすいし)を立ち上げ、2015年10月5日にその第1期を開講した。
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デジタルヘルス、ビッグデータは医薬品・バイオ産業をどう変える?
今週金曜日(2015年10月2日)までの3日間、日経BP社主催の展示会「ITpro EXPO」が東京ビッグサイトで始まり、その併催イベントである「デジタルヘルスDAYS 2015」が興味深かったので取材してきました。
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ウエアラブル端末が臨床試験に与えるインパクト
先日、メディデータ・ソリューションズという臨床開発の支援企業が開催したメディアセミナーを取材してきました。技術革新が医薬品開発を大きく変えていくのではないかと予感させる面白いセミナーでしたので、簡単にその内容を紹介します。
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第1位は、血液1滴でがん早期診断
2015年上半期のアクセスランキング
早いもので2015年も折り返し地点を過ぎました。そこで今回は、恒例のアクセスランキングをお届けします。日経デジタルヘルスに掲載された記事を2014年上半期(同年1月1日~6月30日)のアクセス数順に1~10位のランキングにしてみました。
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「デジタルヘルスDAYS 2015」開催します
日経デジタルヘルスは2015年9月30日(水)~10月2日(金)の3日間、「デジタルヘルスDAYS 2015」を東京ビッグサイトで開催します。
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「ソーシャルホスピタル」は幸せな未来なのか?
日経デジタルヘルスでは、描くべきデジタルヘルスの未来像を業界の内外で共有するため、「ソーシャルホスピタル」という概念を提唱し続けています。 既に、さまざまな場面で紹介していますので、ご存じの方もいるかと思いますが、あらためて端的に説明すると、以下のような概念になります。
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『ASEAN医療マーケットレポート』が刊行
独自データベースによる市場予測が特徴
日経BP社は2015年1月20日に『ASEAN医療マーケットレポート』を刊行した。これはシンガポールのClearstate社が独自の調査に基づいて作成した『Healthcare Landscape in ASEAN』を翻訳したもの。同社は英国The Economist Intelligence U…