連載
日経デジタルヘルスの「Editors' Voice」
目次
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機運高まる「健康経営」の実践
2月24日に開催された、「健康経営シンポジウム2012」に参加しました。経済産業省が、医療や介護の関連分野の規制改革・産業創出の調査研究の一環として進めている、「健康経営による健康・医療の産業化調査事業」の報告を中心に、同省のヘルスケア産業課長や三井化学の産業医による基調講演、第一生命、三菱電機とい…
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病院ブランドが街にあふれだす?
「国循弁当」をご存じでしょうか? 国循とは、大阪府にある国立循環器病研究センターのこと。循環器を専門とする日本最先端の医療機関・医学研究機関です。つまり国循弁当とは、同機関のブランドで提供しているお弁当のことなのです。給食会社とライセンス契約を結び、2011年末からテスト販売を始めました。
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「ソニー+オリンパス」が実現したら…
経営再建中のオリンパス。医療用内視鏡の分野で圧倒的な強さを誇る同社をめぐり、資本・業務提携先として複数の企業の名前が挙がっている。中でも、有力候補の1社とされているのが、医療・ヘルスケア関連事業の強化を目指すソニーだ。
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Samsung社の次世代医療、「パリパリ」に反して投資を続けられるか
韓国Samsung社は、2020年に向けた集中的な育成分野として、医療機器とバイオ製薬を掲げています(この他に、太陽電池と自動車用電池、LEDも育成分野に掲げています)。両分野に対して、合わせて3兆3000億ウォンを投資する計画といいます。
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“感情”に踏み込む価値尺度
「ようやく最近、“CT様”から“お医者様”になりましたよ」――。先日、ある脳外科医は冗談交じりに言いました。 脳外科では普段、「早くX線CT装置で撮影してください」と、慌てて駆け込んでくる母親が多いそうです。子供が転倒して頭を打ったためです。
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高齢者が生き生きと過ごす“店”
「食べ物屋かと勘違いして入ってくるお客様が,とても多いんです」――。その“店”の主,河村吉章氏は,嬉しそうに話した。