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Samsung社の自転車連動端末にも注目

 Samsung Electronics社は、米国の自転車メーカーであるTrek社と提携し、自転車のペダルを漕ぐと「GALAXY NOTE3」を充電できるサービスを展示した。GALAXY NOTE3をTrek社の自転車のハンドルに装着すると、スマートフォンと自転車に取り付けたセンサーが連動して、自転車に乗って移動した距離、移動速度などをGALAXY NOTE3の画面から確認できるので、サイクリングがより楽しくなるという機能も展示した。この機能は、GALAXY Gearとも連動する。

 中小家電メーカーの韓国Moneual社は、ウエルネス分野のウエアラブル端末を展示した。「Babble」というベビーコミュニケーター端末で、耳が不自由な母親に赤ちゃんの泣き声を伝える。赤ちゃんの近くに丸い人形のような本体を置くと、赤ちゃんの声の音域を分析して、ぐずっているのか、楽しそうにしているのかといった状態を母親用の腕時計型端末に振動で伝える。

産業拡大を支援する韓国政府

 韓国保健福祉部(部は省にあたる)が2013年末に公開した「OECD Health at Glance 2013解説」によると、韓国の一人当たり医療費支出の増加率は2000~2009年の間で年平均9.3%とOECD平均(4.1%)の2倍に当たり、OECD加盟国の中で最も大きかった。過度な医療費負担により貧困層に転落した世帯の割合は0.36%と、OECD加盟国の中で5番目に高いという。韓国では家計に占める医療費の負担が徐々に大きくなっているため、健康を維持し、病気を予防できるようサポートするモバイルヘルスケアが益々注目を浴びるのは間違いないだろう。

 韓国政府は2013年医療法改定による医者と患者間の遠隔診療許可に続き、ヘルスケア用ウエアラブル端末の標準制定、ヘルスケア用バイオセンサー開発、モバイルヘルスケアのための医療情報システム改良、医療情報のビッグデータ分析などを支援している。2014年も韓国政府は世界に先駆け規制を緩和し、韓国の企業が多様なビジネスモデルでヘルスケア市場をリードできるようにするつもりだ。