スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器の記憶媒体を一手に担い、サーバー機などでもHDDから主役の座を奪いつつある半導体デバイス。それがNANDフラッシュメモリーである。このデバイスは今、技術進化の大転換期を迎えている。過去20年以上にわたり大容量化と低コスト化を牽引してきた微細化技術に、いよいよ限界が迫っているのだ。NANDフラッシュメモリーは、論理LSIやDRAMなどを含むあらゆる半導体の中で、最も微細化が進んでいる。その結果、いち早く微細化の限界に直面しているというわけである。
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