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 IoTによって病院の機能を病院の外でも利用できるようにする。そんな「バーチャル病院」とでも呼ぶべき取り組みが進んでいる。場所や時間の制約に縛られることなく、家庭や介護施設などで必要な時に病院の機能を提供できるのだ。

 例えば、新潟県の佐渡島(佐渡市)では、島全域のあらゆる医療情報を共通のシステムに集約することで、バーチャル病院の実現を目指している。医師や薬剤師などの医療従事者が病院外であっても患者の受診歴や処方歴を見ることができるため、適切な医療の提供が可能になった。佐渡島では、住民や開業医の高齢化が著しく、健康の増進や医療事故の防止などの観点から医療情報の一元管理が課題だった。

 さらに、システムの構築を手掛けている日本ユニシスは、糖尿病の食事療法などに使える機能性食品のサービスにも乗り出す。具体的には、機能性食品の宅配、店舗やウェブサイトでの販売、病院への提供などを検討している。

佐渡島における医療情報一元管理のイメージ
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■参考文献
赤坂,「『医×食×IT』に取り組む日本ユニシス」,『日経デジタルヘルス』,2014年2月26日公開.