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コンビニで設置するならどこ?

 この点に気付いた上で世の中の広告を見てみると、「これはあまりうまく行ってなさそうだ」とか「こうしたらもっとうまく行くのに」といった想像ができるようになります。

 例えば、コンビニエンスストアのレジに設置されているデジタルサイネージは、僕の目にはあまり効果を上げていないようにみえます。というのも、レジ前では大抵の人が目線を財布の中に向けているからです。コンビニだったら、もしかするとトイレの中の方が、効果が高まるかもしれませんね。

 品川駅の自由通路の例を考えれば、スーパーや百貨店のエスカレーターの脇にディスプレーを何枚も設置するのもいいのではないでしょうか。駅周辺によくある地下通路も、デジタルサイネージの設置場所としては最適であるように思えます。僕はたまに都内で地下通路を利用しますが、殺風景でつまらなく感じます。そこに品川駅の自由通路のような圧巻の光景が広がっていれば、歩く人も楽しくなるのではないでしょうか。

JR池袋駅の近くの通路にあるデジタルサイネージ
JR池袋駅の近くの通路にあるデジタルサイネージ
ただの柱もこうすれば分刻みで稼げる「ドル箱」となる。

 大事なのは、いかに見る人にアピールするか。先日、紳士服の量販店に行った時、面白いデジタルサイネージを見かけました。デジタルサイネージの動画の中で、紳士服を来た男性モデルが様々な動きをしてみせていたのです。止まっているマネキンよりも目がいきますし、男性が動くことで服の光沢やシルエットをよりリアルに確認することができました。

 ヒットの本質が分かると、ヒットした商品だけではなく、類似品の分析もできるようになります。そして、その作業を続けるうちに、さまざまな商品やサービスでヒットを飛ばすコツも身に付いてくるはずです。ぜひ習慣にしてみてくださいね。