米国の排ガス規制「マスキー法」は、自動車業界が「対応は難しい」と訴えたことで施行時期が延期となり、段階的に基準を強化していくことになった。マツダは1973年にマスキー法対応のロータリーエンジン(RE)車を発売したが、年末の第1次石油ショックの発生を受けてREの燃費の悪さと低信頼性によって経営危機に陥り、住友銀行(当時)の支配経営の下でRE路線を縮小した。そんな中で、エンジン本体の改良や排ガス処理方式の修正で燃費を20%ほど改善したサーマルリアクター(T/R)方式のREを搭載した「サバンナRX-7」を1978年に発売した。
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