
分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身
目次
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Pokémon GO Plusは「歩きスマホ」問題を解決できるか
2016年7月に米国など数カ国でリリースされたスマートフォン(スマホ)向けゲーム「Pokémon GO(以下、ポケモンGO)」。ご存じの通り世界的な大ヒット作となったが、おかげでポケモンや各種アイテムを探すためにスマホの画面を見ながら街を歩く「歩きスマホ」の人たちが急増、衝突事故の多発が問題となって…
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electronica場外編、欧州の自動運転はカウントダウン進行中
2016年11月8日から11日まで、ドイツ・ミュンヘンのミュンヘン見本市会場において2年に1度の産業用エレクトロニクスの展示会「electronica」が開催された。開催前日となる11月7日には、見本市会場内のミュンヘン国際コングレスセンターで自動車に特化した「electronica Automot…
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人気の電子タバコは電子部品のカタマリだった
空港の免税店では、消費税や関連税の支払いが免除されるタバコが人気商品の1つだ。最近人気の電子タバコも、成田空港やモスクワの空港の免税店で一番目立つ場所に陳列されている。モスクワの空港には電子タバコの専門ショップまである。今回はその代表として、ニューヨークに本社を置く世界最大のタバコメーカー、米Phi…
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私がiPhoneに別れを告げ、BlackBerryに乗り換えた理由
筆者はタッチパネルとの相性がイマイチで、物理キーボードの方がはるかに速くタイプできる。今回はiPhoneが日本を席巻する中で、筆者が現在のBlackBerryに巡り合うまでのいきさつと、愛するBlackBerry Passportの中身を紹介したい。
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外出時のお悩み解消、従来比4分の1サイズのスマート充電器
長時間のバッテリー駆動を売り物にした最新ノートパソコンであっても、外出時は充電器(ACアダプター)をいっしょに持ち運びたくなる。だが、充電器や電源コードは意外とかさばるものだ。これに携帯電話やスマートフォン(スマホ)のACアダプター、さらに予備のモバイルバッテリーまで合わせると、カバンのかなりの部分…
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iPhone 7 Plusに潜んだ10年目のトンガリをお見せします
前回のiPhone 7に続いて、今回は5.5型ディスプレーのiPhone 7 Plusを分解した。そこで見えてきたiPhoneの「驚きの一面」を紹介する。
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高級路線ひた走るiPhone 7が示唆するAppleの危機意識
毎年秋の恒例となったiPhone新機種の発表は、いまやスマートフォン(スマホ)業界最大のイベントの1つである。しかしスマホ市場の飽和に伴い、さすがのiPhoneも成長の限界に達しつつある。価格もタイプによっては税込み10万円以上の超高額になった。数少ないスマホ成長市場である新興国のユーザーはもちろん…
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中身も最新技術のショーケース、ソニーのハイエンドXperia
スマートフォン(スマホ)は世界中で年間15億台ほど出荷されており、残念ながら日本メーカーの製品シェアは、ここ数年下がり続けている。しかし、最新技術という観点で見ると、日本製の端末が世界に先駆けて採用した例は多い。今回はそんな製品の1つ、2016年夏に発売されたばかりのソニーモバイルコミュニケーション…
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LEDやスマホで活躍、9月の誕生石サファイアのちょっとイイ話
9月の誕生石サファイア。名称はラテン語で「青」を意味する「sapphirus」に由来しており、宝石の中ではダイヤモンドの次に硬い。石言葉は「慈愛」「誠実」など。歴史を通じて貴重な宝石の1つで、紀元前の書物にも登場するという。そして現代の電子産業に欠かせない物質の1つでもある。今回は、米Apple社の…
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プロセッサー業界のスピード感を満喫、Hot Chips見聞録
Googleが最終目標とする自動運転の究極のゴールに感動
Hot Chipsというイベントをご存知だろうか。筆者はある方に教えていただくまで知らなかったのだが、最新のマイクロプロセッサーとそれに関連した技術動向をテーマに、プロセッサーベンダーや大学などの研究者が成果を発表するシンポジウムだ。スタートは1988年。28回目となる今年の「HC28」は、米カリフ…
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自動車部品の電子化競争で先頭走る、多機能ルームミラー
自動車に新たに搭載される電子部品の数は増え続けている。その1つは、スピードメーターのフル液晶化に代表される、従来から存在していた部品を電子化したものだ。そしてもう1つは、まったく新しい機能を実現するもの。例えば、富士重工業の「アイサイト」に代表される衝突防止装置などである。そんな中にあって、今回は米…
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人気も吸引力も衰え知らず、Dysonのサイクロン掃除機
2016年現在、家電製品と聞いて思い浮かぶ製品名は残念ながら日本製とは限らなくなった。特に掃除機は海外製の方が有名かもしれない。今回はテレビCMでおなじみの英国家電メーカー、Dyson社のスティック型コードレス掃除機「Dyson DC62」を紹介する。
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ロボホンはペッパーの100倍スゴイ、と筆者は思う
通信機能を備えた人型ロボットは、昨年あたりから次第にその存在が注目されるようになった。先陣を切ったのは、一般向けモデルが2015年6月に発売されたソフトバンクロボティクスの「Pepper」だ。それからほぼ1年が経過した2016年5月26日、シャープが「ロボホン」を発売した。
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スマホの防水機能を徹底検証、Motorola Moto G
スマートフォン(スマホ)の防水・防塵対策については、これまでも本連載で何度か取り上げてきた。今回はIPX7の防水仕様を備える米Motorola社の「Motorola Moto G」を分解して、スマホの防水がどのような仕組みで達成されているのかを具体的に検証してみたい。
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8ビットマイコンが淹れるおいしいコーヒー
最先端のスマートフォン(スマホ)が数十億個のトランジスタを詰め込んだ最先端のモバイル用プロセッサーを搭載する一方で、コーヒーメーカーや炊飯器などの家電製品は性能控えめでお手頃価格のプロセッサーを使用している。今回はテレビのCMでもおなじみのコーヒーメーカー、ネスレ日本の「Nescafe Barist…
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世界初の10コアプロセッサー搭載、中華スマホ期待の新人
台湾MediaTek社はスペイン・バルセロナで2016年2月に開催されたMobile World Congress 2016において、世界初となる10コアプロセッサー搭載スマートフォン(スマホ)のデモ機を披露した。プロセッサーの製品名は「Helio X20(MT6797W)」。2016年春に供給を開…
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高級路線の真打ち、TAG Heuerがスマートウオッチに参戦
スイスの高級腕時計メーカーTAG Heuer(タグ・ホイヤー)社は2015年11月12日、スマートウオッチ「Connected」を発売した。価格は1500米ドル。これまでも多くのスマートフォン(スマホ)メーカーやフィットネス機器メーカーが、ファッション性を追及した高級路線のスマートウオッチを発表して…
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容量無制限LTEがセット、お手軽導入のWi-Fiルーター
Wi-Fi対応のタブレットやPCを外出時にインターネット接続する際のハブといえば、かつてはモバイルWi-Fiルーターが定番だった。だが、今では多くのスマートフォン(スマホ)がテザリング機能に対応するようになった。持ち歩く必要がなくなったモバイルWi-Fiルーターは形を変え、据え置き型として家庭などに…
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ダブルダブル、部品デカ盛りの大型スマホ
学校でおなじみの30cm定規。その半分以上の長さのスマートフォン(スマホ)と聞くと、相当大きいことがイメージできるだろう。今回は縦長が約160mmという韓国LG Electronics社製の巨大スマホ「LG V10」を紹介する。そのサイズには理由がある。普通は1つしかないディスプレーやフロントカメラ…
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デュアルカメラ搭載機から噂のiPhone 7を大予想
中国Huawei Technologies社は2016年4月、スマートフォン(スマホ)のフラッグシップ機となる「Huawei P9」を発売した。最大の特徴は、背面に画素数12Mピクセルのデュアルカメラを搭載していること。端末の片側隅に固まるように2個のカメラを配置するレイアウトは、今秋に発売されるi…