
分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身
目次
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次世代小型基地局をひたすら語る、中身の濃い3日間
高い周波数の電波は高速通信が可能な半面、障害物に弱く、壁に囲まれた建物の中に電波が届きにくいという特性がある。これを解決するため、建物の中や地下街などに携帯電話/スマホの小型基地局を設置する方法が提案されている。これを「スモールセル」と総称する。2016年5月10~12日、スモールセルの最新技術や関…
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電子ペーパー搭載、両面ディスプレーの未来型スマホ
スマートフォン(スマホ)のスタイルは、筐体の片面だけにディスプレーを搭載するものが長年にわたる定番となっている。しかし、これに変化をもたらす未来型モデルがタイからやってきた。片面に液晶パネル、もう片面に電子ペーパーを搭載するタイSiam Mobile社の「Siam X7」である。Siam X7は、中…
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高級セダン「レクサス」の通信制御、型落ちICが大活躍
半導体ICの技術革新は目覚ましい。小型化と省エネ化により、私たちが使うスマートフォン(スマホ)は手のひらサイズでパソコン並みの性能を発揮する。一方、在庫として残るICはそのまま廃棄されてしまうわけではなく、有効に再利用されている。今回はその1つ、自動車部品でのIC活用例を紹介する。トヨタ自動車の高…
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PC接続型HMDのOculus Rift、泣き所はケーブル接続
2016年に大きく成長すると予想される「Virtual Reality(VR:仮想現実)」。その先頭を行くのが米Oculus VR社だ。バリエーションに富むVR用HMD(Head Mounted Display)をリリースしており、本連載でも韓国Samsung Electronics社とコラボしたス…
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スマホの枠越えた超大型画面、予想外のカッコよさ
ひところに比べて勢いが落ちたとはいえ、成長を続けるスマートフォン(スマホ)市場。その伸びしろの多くは中国だ。その中国において、新興メーカーに負けない存在感を放つ老舗スマホメーカーのHuawei Technologies社。同社は常識を覆すような端末を多く手掛ける。今回はその中から、6.8型の巨大ディ…
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Samsungのフラグシップ端末にMicro SDと防水機能が復活
韓国Samsung Electronics社は2016年2月、同社スマートフォン(スマホ)のフラッグシップとなる「Galaxy S7」および「Galaxy S7 edge」を発表し、米国で3月11日に発売した。Galaxy S7/S7 edgeはMicro SDカードスロットを搭載し、IP68の防水…
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2K液晶と画素数2000万超カメラの豪華スマホで新規参入
中国北京に本社を置くLeEco社(旧社名はLeTV)。メインのビジネスとして、スポーツ番組、映画、音楽などをインターネットで動画配信するサービスを展開する。 2015年にLeTVブランドでスマートフォン(スマホ)ビジネスに参入し、初号機として「LeTV X800」をリリースした。その後も立て続けにバ…
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バルト海を臨む港町で見つけた1万円の英国製ラグドフォン
出張で訪れたドイツのキール。ベルリンから特急で3時間。バルト海に面し、先の大戦ではUボートの造船所があった。今では保養地となり昔の面影はない。電車を待つ間、駅に隣接するショッピングモールの家電量販店へ行った。今回はそこで見つけたラグドフォン、英KAZAM社の「KAZAM Life R5」を紹介する。
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イスラエル発の画像処理技術が衝突の危険をドライバーに警告
前を走る車両がスピードを落とし、車間距離が急に短くなる。ぼーっと運転していたため気付くのが一瞬遅れ、あわや追突という経験をした人は決して少なくないだろう。今回は画像を認識して、歩行者や自動車との衝突危険性や車線逸脱などをドライバーに警告する自動車用衝突防止補助システム、イスラエルMobileye社の…
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今年も度肝抜かれました、MWC 2016見聞録
2016年2月22日から25日、スペイン・バルセロナで世界最大の移動体通信見本市の1つ「Mobile World Congress 2016 (以下「MWC 2016」)が開催された。MWCでは毎年、世界中のスマートフォン(スマホ)メーカーが新製品を競うように発表し、数多くの次世代技術を展示する。今…
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中華スマホの新たな注目株、OnePlusは第二のXiaomiか?
中国BBK Electronics社の傘下にOppo社、Vivo Electronics社がある。Oppo社とVivo Electronics社は、いずれも厚さ5mm前後の超薄型スマホをウリに急成長を遂げており、中国スマホ業界の「勝ち組」と言われている。そして驚いたことに、Oppo社は傘下にさらなる…
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2016年のブレイク必至、仮想現実を手軽に楽しめるGear VR
2016年に大ブレイクが予想される電子機器に、「拡張/仮想現実(Augmented/Virtual Reality)」を楽しめる没入型ヘッドセットがある。ゴーグルに双眼鏡を付けた形状をしており、頭部に装着すると眼前一杯に画像が広がるというものだ。特にゲームでの活用が期待されている。果たして、その中は…
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シェアトップを独走するSamsungの4K液晶TVを開けてみた
日本のたいていの家庭は、リビングルームに日本製の液晶TVを置いている。しかし世界に目を転ずると、日本製TVを見ることはめったになく、Samsung Electronics社やLG Electronics社といった韓国製が大きなシェアを占めている。日本製TVの生息地域は、どうやら日本国内に限定されてい…
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プレミア端末の牙城に迫る、Samsung気合のお値ごろスマホ
日本には世界中から高級スマートフォン(スマホ)が流れ込む。店頭をのぞくと、「とにかく高いモノは日本に買わせておけ」といわんばかりに超高額スマホがズラリと並んでいる。だが、2015年の後半からそんな状況が変わりつつある。移動体通信事業者(キャリア)が比較的廉価な海外製のスマホを一押し商品として取り扱う…
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餅は餅屋の心遣い、毎日の生活で使えるメガネ型端末
ウエアラブルとメガネの組み合わせは、これまで必ずしも歓迎されてこなかった。くしゃみをすると飛んでいきそうなゴッツイ外観、近くにいる人たちをレンズ越しに勝手に撮影してしまうカメラのプライバシー問題などがその理由だ。やはり毎日の生活で使うメガネとウエアラブル機器の融合となると伝統的なメガネメーカーの出番…
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IoT現実解の大本命、Google子会社の多機能サーモスタット
あらゆるものがインターネットに接続されるという「IoT(Internet of Things)」。だが、最近ではIoTの定義がやや変わりつつあるようだ。まずは住宅や事業所などの閉鎖空間内にセンサーを多数設置して、省エネや作業効率アップを目指すという考え方が主流となっており、そうした用途に関連する製品…
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2016 CES見聞記、自動車は大盛況、IoTはヘルスケアに活路
2016年1月、米国ネバダ州ラスベガスで世界最大級のコンシューマーエレクトロニクス関連展示会「2016 International Consumer Electronics Show」が開催され、筆者は昨年に続いて参加した。主催者発表によると出展企業数は過去最高を記録し、会場内には数多くの新製品や市…
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12.9型ディスプレーとマルチタスクでPC用途狙うiPad Pro
米Apple社は2015年11月11日、タブレット端末の新型機「iPad Pro」を発売した。従来モデルの「iPad Air 2」の画面サイズが9.7型だったのに対して、iPad Proは12.9型、2048×2732ピクセルのRetinaディスプレーを搭載する。マルチタスク機能も備えており、別売の…
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観光から校外学習まで、Samsung本社ショップは一見の価値アリ
世界最大のスマートフォン(スマホ)メーカーである韓国Samsung Electronics社。そのソウル本社にはゴージャスなショップがあり、自社製品を中心に様々な商品を販売している。今回は特別編として、スケジュールの変更で急遽訪問することとなったSamsungグループ本社とショップの様子を紹介する。
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“世界の新工場”ベトナム発、ファイアウオール搭載スマホ
ベトナムには世界の多くの企業が工場を構えている。例えば韓国Samsung Electronics社はベトナムにスマートフォン(スマホ)の組立工場を持ち、Galaxyシリーズの多くを生産する。新たな“世界の工場”として注目を集めるベトナム。今回はこのベトナムに本社を置くBkav社が2015年6月にリリ…