
分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身
目次
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iPhoneに先行、感圧センサーで台秤になるAndroidスマホ
2015年もいよいよ残すところ1カ月となったが、今年注目を集めたモバイル機器の新機能の1つにiPhone 6s/6s Plusに搭載された感圧センサー付きタッチパネル「Force Touch」がある。これまでのタッチパネルが「触れたかどうか」だけを認識していたのに対し、Force Touchは押す強…
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省電力ディスプレーで1週間連続稼働のスマートウオッチ
スマートウオッチのディスプレーには時計の文字盤、メッセージ、簡単なグラフィックなど、主にテキストや静止画が表示される。あの小さな画面で映画やオンデマンド配信のテレビ番組を見ようとする人はそう多くはない。だとすれば、美しい動画表示をあきらめて、静止画やテキストの表示に最適化した低消費電力のディスプレー…
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Xiaomi最新スマホはコスト削減アイデアの宝庫だった
iPhoneによく似たオシャレかつ高品質なスマートフォン(スマホ)で急成長した中国Xiaomi社。この連載でも同社の製品を何度かご紹介してきた。コピーで大成功したXiaomi社だが、ここにきてXiaomi社のスマホをさらにコピーした製品が中国で続々と登場している。今回はそんな厳しい状況にあるXiom…
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SIMカード追放で時計らしくなった3G対応のSamsung Gear S2
スマートフォン(スマホ)の中で、ディスプレーとスピーカーを別にすれば最も大きな電子部品はSIMカードスロットである場合が多い。SIMカードスロットが基板上にある限り、その他の電子部品を小型化・薄型化しても、スマホの小型化はあまり進まないだろうと考えていた。そんな中、2015年9月のIFA 2015で…
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定番よりも多様性、スマートウオッチの未来予想図
スマートフォン(スマホ)と連携して、通信や心拍測定など様々な機能をこなすスマートウオッチ。残念ながらゴッツイ外観と稼働時間の短さにより、その人気は伸び悩んでいる。100年以上の歴史を持つ本家「腕時計」と肩を並べるのは楽ではないようだ。最近のトレンドの1つに、外観を限りなくアナログの腕時計に近づけ、機…
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高品質の20ドルスマホ、TPPで日本でも入手可能になる?
筆者は米国滞在時間22時間の弾丸出張でも街の電気屋さん偵察を欠かさない。10分でも時間があれば、店に入ってスマートフォン(スマホ)のコーナーに走る。先日シリコンバレーに出張した時は、中国のZTE社(中興通訊)が家電量販店で販売キャンペーンを展開しており、店内の目立つ場所に同社のスマホ達がドーンと置か…
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iPhone 6s/6s Plusの進化を検証、消えた部品と新顔部品
iPhoneバッテリーの発火を初めて体験
2015年9月25日、注目のiPhone新機種が発売された。画面サイズ4.7型の「iPhone 6s」と5.5型の「iPhone 6s Plus」である。外観は先代のiPhone 6/6 Plusに似ているが、内部の変化は大きい。iPhone 6sと同6s Plusの間にも興味深い違いがある。今回は…
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どうなる日本向け独自仕様?auブランドのHTCスマホ
筺体背面にカメラを2個搭載するトレンドを作った台湾HTC社。今回はその第2弾として、HTC社がauブランドで国内販売するスマートフォン(スマホ)「HTC J Butterfly au HTV31」を紹介する。HTC J Butterfly au HTV31は、先代の「HTC Butterfly 2」…
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プラネタリウム形式の演出に圧倒されたLGの有機ELテレビ
IFA 2015見聞録後編
前回に続いて、ドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2015見聞録をお届けする。会場内で圧巻だったのが、韓国LG Electronics社の液晶テレビ・有機ELテレビだ。高さのある広大なスペースを、多数の有機ELパネルでドームのように囲み、照明が落とされた空間は満点の星空、プラネタリウムのようだった。
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IFAで見たウエアラブル最前線、実用性とファッションが両立
IFA 2015見聞録前編
ドイツ・ベルリンで開催された国際家電見本市「IFA 2015」(2015年9月4日~9日)に参加してきた。IFA 2015には世界中の家電メーカーが集結し、数多くのモバイル機器を発表、あるいはリリース直前に参考出展する。そこで今回と次回は特別編として、広大なベルリン見本市会場からのIFA 2015見…
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新興国市場に生き残りをかける!SamsungのTizen搭載スマホ
オープンソースのモバイルOSとして一時話題になった「Tizen(タイゼン)」。省電力性能に優れているという特徴を生かして、スマートウオッチではいくつかの製品に搭載されている。だが、スマートフォンでは、何といっても利用可能なアプリの数がモノを言う。ポッと出のOSでは、iOSやAndroidといった既存…
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64ビットオクタコアでしのぎを削るスマホ用チップセット
コアを8個も搭載するスマホ(スマートフォン)用オクタコアプロセッサーを大々的に喧伝してきた台湾MediaTek社。だが、そこに搭載されるコアは32ビットの「Cortex-A17」や「Cortex-A7」が中心であり、命令セットや汎用レジスターを64ビット化したコアの搭載は、2014年末に出荷が始まっ…
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次世代入力の主流となる?可能性秘めた3D動作認識ツール
海外生まれの筆者はとにかく漢字に弱い。日本語の文字入力ソフトは、読み方を知っていることが前提となる。それをローマ字に置き換えて平仮名を入力し、さらに漢字に変換する。読み方の分からない漢字に出くわすと、Windowsパソコンの入力支援ソフト「IMEパッド」の出番となる。しかしこの作業、確実ではあるがか…
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官邸侵入のドローン、4つのプロペラそれぞれに制御機構
ドローンは長らく「無人飛行機」として知られ、軍用というニュアンスが強かった。しかし2015年春以降、首相官邸に落ちたり、お祭り会場に落ちたりしたことが話題になり、日本でも「ドローン」の呼称が定着した。首相官邸に落ちたのは中国DJI社のドローン、Phantomシリーズである。今回はその最新版である「D…
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時代を先取り、USB Type-Cと4GバイトDRAMの中華スマホ
「勝負! 勝率4割。確認したら負け」。日常の「まいど」的な出来事を一コマ漫画で描く作家、ほしのゆみさんの「奥様はマリナーゼ(宙出版)」に登場するおフロ掃除のシーン。シャワーと蛇口のどちらから水が出てくるか、あえて確認せず掃除に挑む心境を描いたセリフだ。このセリフ、USBにも通じるものがあると思われな…
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スマホ自撮りで注目、フロントカメラも画素数1000万超時代
携帯電話に初めてカメラが搭載されたのは、15年ほど前のこと。ここ10年ぐらいは携帯電話、スマートフォンの必須アイテムとなっている。ただし、ディスプレー側にある自分撮り用のフロントカメラは長い間「そこそこ撮れれば御の字」に過ぎなかった。今回紹介する台湾HTCのスマホ「HTC One E9+」は、そんな…
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素材で勝負のApple Watch、高まる日本メーカーの存在感
2015年4月、満を持して投入された米Apple社のスマートウォッチ「Apple Watch」。5万円弱の「Apple Watch Sport」から100万円を超える「Apple Watch Edition」まで、購入するかどうかかにかかわらず大きなインパクトを残す商品となった。今回分解するスタンダ…
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新ジャンル「ガラホ」はスマホとガラケーのいいとこどりか?
外見はガラケー(フィーチャーフォン)だが、OSはスマートフォン(スマホ)の「ガラホ」(=ガラケー+スマホ)。その最大のメリットは、テンキーでブラインドタッチが出来るようになったことだろう。複数の部首を集めて構成された文字を使う“漢字文化圏”の国々では大いに歓迎されるかもしれない。今回はガラホという新…
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止まらないスマホの薄型化競争、ついに4mm台に突入!
スマートフォン(スマホ)の薄型化が止まらない。中国メーカーはこの分野で世界をリードしており、2014年から厚み5mm台の製品が続々とリリースされている。今回紹介する中国Oppo社の「Oppo R5」では、それがついに4mm台に突入した。思い切った設計、仰天の中身など、見どころは満載だ。
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早くも登場したApple Watchコピー、電話機能は本家を先取り
スマートウォッチの“真打ち”として、2015年4月に鳴り物入りで発売されたApple Watch。それからわずか2カ月ほどで、早くも中国製のコピーが登場した。Kingwareというブランドの「X9-GT08-2K」である。シリコン製バンドを付けた外見は「Apple Watch Sport」そのもの。…