
分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身
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追われる立場となったXiaomi、廉価版スマホで将来を占う
彗星のごとく登場した中国Xiaomi社(シャオミ=小米科技)。スタイリッシュかつ割安なスマートフォン(スマホ)で空前の急成長を果たし、2014年には世界の5大スマホメーカーの仲間入りも果たした。しかしトップに近づくほど追われる立場になるのも事実。最新のXiaomi製品の中身はどうなっているのか、20…
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edgeだけじゃなかった、見どころ満載のGalaxy S6
韓国Samsung Electronicsのスマートフォンには、フラッグシップ機の「Galaxy S6 edge」とは別に、edgeが付かない「Galaxy S6」がある。S6 edgeの陰に隠れがちなS6だが、実は両者の価格はそれほど変わらない。S6 edgeの興味深い中身については本連載で取り上…
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潜水艦と通信方式は同じ、プールで使える心拍センサー
潜水艦は潜航中、「超長波」または「極超長波」を使って基地と交信する。艦全体が水中に没した「全没中」にアンテナを水上に露頂させずに済むので安全である一方、極めて低い周波数なので帯域幅を広くとることができず、送れる信号の量はわずかになる。このような超長波または極超長波を使った水中の無線通信は、兵器の世界…
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Galaxy S6 edgeのプロセッサーにSamsungの覚悟を見た
韓国Samsung Electronics社は2015年4月10日、スマートフォン(スマホ)のフラッグシップ機となる「Galaxy S6 edge」を発売した。日本円にしておよそ10万円という超高額のGalaxy S6 edgeには、Samsungの大型スマホ「Galaxy Note Edge」だけ…
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電池まで省略、丸ごとスマホ頼りのストレス診断キット
高性能なプロセッサーやディスプレーを持つスマートフォン(スマホ)。これらの機能を「間借り」して価格や消費電力を抑えた周辺機器は多い。本連載でも過去にそうした例として血糖値計などを取り上げてきた。最近では電池を持たずに、電源までスマホに丸ごと頼る製品が出てきた。今回はそのような1台、ストレス診断キット…
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日本にも欲しい、米国のコンビニで買った60ドルのお試しスマホ
そもそも自分にスマホが必要なのかをよく考えないまま、時代の流れに乗ってスマホを使うようになった方も多いと思う。スマホに足を踏み入れる前に、家電とTシャツの間くらいの気軽さで買える「お試しスマホ」があってもよいのではないか。そこで今回は、米国では「ガイジン」である筆者が激安スマホ「Blu Dash 3…
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見た目は時計そのもの、有機ELパネル搭載のスマートウォッチ
韓国LG Electronics社が円形ディスプレーのスマートウォッチ「LG G Watch R(LG-W110)」は“ゴッツい”ボディを薄くする切り札と言われる有機ELディスプレーをスマートウォッチとしては世界で初めて搭載する。日本では、GoogleストアとKDDIが本体価格3万3900円(税別)…
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0.1mm単位の戦いを展開する薄型スマホ最前線
2014年秋、中国のスマートフォン(スマホ)メーカーであるGionee Communication Equipment(金立通信設備)が厚さ5.15mm(実測5.18mm)のスマホ「Gionee Elife S5.1」を発売した。Elife S5.1は発売当時、世界で最も薄い端末だった。そのわずか数…
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サムスンのトップシェアを陰で支える、激戦価格帯の廉価スマホ
世界一のスマホメーカー、韓国Samsung Electronics社。2014年には世界中で約3億4000万台ものスマホを出荷したという。しかしプレミアム端末「Galaxy Sシリーズ」の世界での出荷数は4000万台以下で、出荷数量全体の1割強に過ぎない。Samsung Electronics社を支…
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上海でつかまされた偽iPhone 6は山寨機の末裔だった
今回は日経テクノロジーオンライン編集より提供された中国のiPhone 6模造品を分解調査した。価格は2万円少々で、本物の3分の1程度である。シャンパンゴールドのケース、本物と変わらない質感、黄色とオレンジの2色のカメラ用フラッシュなど、外観はかなり似ている。2014年12月に日経BPの記者が本物とだ…
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工事現場や採掘場で使える、名門建機メーカーの頑丈スマホ
スマートフォンは2014年に世界中で約13億台が出荷され、市場は飽和状態に近づきつつある。100米ドル前後の廉価端末市場も激戦区となっており、スマホの中心価格帯は下落傾向にある。その中で、機能はハイエンド端末に及ばないものの、頑丈さをウリに超高額で販売されているスマホがある。それが「ラグドフォン」だ…
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Galaxy S5の分解情報で直前予想、S6は(たぶん)こうなる
2015年3月の製品発表会から間もなく1カ月。韓国Samsung Electronics社のスマートフォン(スマホ)旗艦モデル「Galaxy S6」が間もなく発売される。その直前企画として、関係者から伺ったお話やプレスリリース、さらに前世代機であるGalaxy S5の分解情報に基づいて、S6がどんな…
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ランチ1食分のお手軽価格、スマホ連携でコストを抑えた血糖値計
医療機器というと、高額で手軽に入手できないというイメージがある。人命にかかわる事象を扱うものだけにそれも当然である。その一方で、遠隔地に住んでいたり、一生付き合う必要のある病気をかかえていたりする患者からは、より身近かつ安価で簡単に入手できることを望む声も多い。今回は米国の量販店で見つけたそんな製品…
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高温高湿度に耐える!お風呂対応スマホの防水・放熱対策
スマホにとって、お風呂の環境は過酷だ。水浸しなのは当たり前。高温高湿度にさらされ続け、シャンプーや入浴剤などの化学製品が付着する。もともとスマホは熱に対してデリケートな電子部品の塊である。筆者は熱設計の専門家ではないが、それをお風呂で使えるようにするためには、非常にハードルの高い設計が求められたと推…
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急成長Xiaomiが手がける激安ウエアラブル機器、もはや「あげちゃう」レベル?
スマートフォン(スマホ)メーカーとして爆発的な急成長で脚光を浴びた中国Xiaomi社(シャオミ=小米科技)。いまや取り扱い製品はスマホにとどまらず、インターネットTV用セットトップボックスやその他の周辺機器に及ぶ。今回は同社が2014年8月に13米ドルという激安価格で販売したウエアラブル機器「Xia…
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コイン電池1個で半年動く、ディスプレー非搭載のウエアラブル機器
「電池の持ちが悪く、稼働時間が短いのが欠点」というイメージが定着してしまったウエアラブル機器。しかし米国の量販店ベストバイで見かけたのは、機能を極限までそぎ落とし、コイン電池(CR2032)で最長半年も稼働できる米Misfit Wearables社の活動量・睡眠モニター「Misfit Flash」で…
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撮影後にピントを自由に調整できる、HTCのツインカメラ搭載スマホ
スマートフォン(スマホ)には、画像を編集する機能がかなり以前からある。しかしそのほとんどは、画像の切り取りや色調の調整、文字の書き込み程度だった。台湾HTC社が2014年秋にリリースしたスマホ「HTC Butterfly 2」は、撮影後に奥の被写体に焦点を当ててピントと被写界深度を調整できるなど、高…
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高機能なれど高級機にあらず、出血大サービスのXiaomi Redmi Note 4G
本連載では2015年最初の記事として、中国Xiaomi社(シャオミ=小米科技)製スマートフォンのハイエンドモデル「Xiaomi Mi 4」を紹介した。今回はそれに続いて、廉価版としてMi 4と同時にXiaomi社から発売されたスマホ「Xiaomi Redmi Note 4G」を取り上げる。こちらもX…
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3G電話を搭載したスマートウォッチがスマホから離れられない理由とは?
スマートウォッチは長らくスマートフォン(スマホ)の“アクセサリー”状態である。スマホから離れられない理由の1つは、データを外部に送信するのに、スマホのデータ通信機能を利用する必要があったためである。しかし2014年秋、韓国Samsung Electronics社はスマートウォッチ「Samsung G…
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ファッションと機能は両立するか? 円形ディスプレーに挑んだスマートウォッチ
スマートウォッチと言えば、四角いディスプレーを搭載したものが多い。だが、米Motorola Mobility社や韓国LGエレクトロニクス社は2014年、円形ディスプレーを搭載するスマートウォッチを相次いで発表した。今回は円形ディスプレーのスマートウォッチがなかなか登場しなかった理由と併せ、2014年…