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アドバイザーがションボリすることも

―― 相談してみて作るのが難しいと分かったことは?

西餅 あまりないのですが、ゴキブリ検知器のネタ(*1)では、捕まえて退治する機能まで作れないかと考えていました。相談してみると大掛かりになり過ぎるということで諦めました。モグラの退治器というのは実際にあってズンと挿して捕まえられて、農家で結構実績を上げているそうです。でもゴキブリは動きが速く、小さくて難しいみたいです(笑)。

*1 第5話で、Raspberry Piを使ってゴキブリ検知器を作っている。カメラで動画を監視して高速に動く物体(ゴキブリ)をとらえ、アラームを鳴らす。これまで、高齢者向けにRaspberry Piを使った熊ロボット型の地獄見せマシン、Raspberry Pi+Arduinoで“ぼっち”のつぶやきを探して世界地図に表示する「ぼっち・ザ・LED」などが登場している。

 本当にできるのかというのは、よく相談しています。週刊のマンガなので時間に制約があって、実際に物を作って検証することまではできないので。

 逆に、マンガにしたら面白いそうと相談したら、作るところがすごく少ない場合もあります。そんなときアドバイザーは、すごくつまらなそうに、うーん、って。だったら、センサーでも入れましょうかと提案したりします。

―― 人生の残り時間を計算するタイマーというのが登場していますが、それがそうだったんじゃないですか? 時間をカウントするだけなので、私でも作れそうです(笑)。

西餅 いや、そのときアドバイザーはニコニコでしたよ。今時、PIC(*2)を使うのがよいよねって。PICの代わりに(Arduinoで使われている)AVRを使うのはどうかな、いっそ自作の基板を作ろうか、でもまだ早いじゃないかって盛り上がっていました。

*2 PICは一昔前には電子工作の定番だったマイコン。従来はアセンブラでプログラミングするのが当たり前だった。