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 日経テクノロジーオンラインの技術経営とその関連サイト「アジア」「Japan Technology Next」「COLLEGE」に投稿された全ての記事(2014年8月18日~9月8日)のアクセス数ランキングは、人気連載「科学者の魂を探して」の記事が1位、3位、4位にランクインした。

 「科学は、道具ではない。文学や哲学と同様、自分を高めるために学ぶのである」---。京都大学大学院総合生存学館(思修館)の山口栄一教授の連載「科学者の魂を探して」は、科学を単なる“道具”と見なす世間の常識に異議を唱え、偉大な科学者たちの足跡をたどりながら、真のイノベーションをもたらすための「科学リテラシー」のあるべき姿を論じていく。

 1位となった「日本では科学を論じないしきたりがある」は同連載の記念すべき第1回。日本社会における科学の軽視とそれがもたらす弊害を、福島の原発事故やJR福知山線の転覆事故に言及しながら熱っぽく説く。

 3位の「“馬の骨”に投資する米国、無視する日本」は、中央研究所なき後の日米のイノベーションモデルを紹介。米国で大きな成果を挙げている「スモール・ビジネス・イノベーション・リサーチ政策」とともに、こうした仕組みを作れない日本社会の問題点を取り上げる。続く4位の「狂わなければ新しい知は生まれない」では、ニュートンやアインシュタイン、さらには甲骨文字の研究で有名な白川静氏の事跡から、偉大なイノベーションをもたらす創造力の秘密に迫る。

 同連載に挟まれるように2位にランクインした「サムスン電子の減収減益をどう読むか」は、工学部出身の公認会計士である金子智朗氏が、四半期としては9年ぶりの減収減益となった韓国サムスン電子の2014年4~6月期の決算内容を分析したものだ。一部メディアでは「サムスンショック」として驚きとともに報道された4~6月期の決算内容について、「安全性」「収益性」「成長性」という財務分析の基本的な視点でチェックした上で、いったい何が問題なのかを洗い出し、サムスン電子が今後採るであろう戦略を予想していく。