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 慢性疾患や退院後の自宅療養患者は、決まった時間に医薬品を服用しないと症状の悪化が顕著に現れる。特に臓器移植患者は、医薬品の服用を継続しないと拒絶反応を起こしてしまう。

 患者が、自宅で医薬品を服用し忘れたり、過量服用をしたりしてしまうと、患者の状態が悪化するだけでなく、多大な経済的打撃を与えることにもなる。再入院を余儀なくされたり、症状が悪化して治癒が困難な状態となったりして、高額な治療費が必要となるからだ。スウェーデンだけでも、その経済損失は230億クローネ(1クローネは約15円)にも及ぶとの試算もある。

9月に実証実験開始

 こうした課題に対応した医薬品パッケージソリューションの開発に取り組んでいるのが、スウェーデンMevia社である。錠剤服用の状況を自動で記録・モニタリングするソリューションだ。2014年7月にCEマークを取得し、同年9月から英国企業を相手に実証実験を始めた。

Mevia社の医薬品パッケージ
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