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 さて、同車は小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)に属する車種となるが、BMW流に言えば、SAT(スポーツ・アクティビティー・ツアラー)との分類になる。車体寸法は、国内の機械式駐車場に配慮し、全幅1800mm、全高1550mmに抑えられている。

 今回試乗したのは、ラグジュアリーというグレードの、排気量1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジン車である。

BMWのモジュラーエンジンである横置き1.5L直列3気筒ツインパワーターボエンジンは、100kW(136PS)
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 1490kgと、1.5tを切る車両質量によって、とても軽やかな走行感覚であることが印象的だった。これならば、1.5Lターボエンジンでも、文句なく走るだろうという思いにさせられる。

 BMWのモジュラーエンジンであり、MINIと同じ直列3気筒ガソリンターボは、軽自動車のエンジンに似たプルプルという3気筒ならではのエンジン音を発するが、バランスシャフトが装備されているおかげで不快な振動は伝わってこない。わずか1250rpmから最大トルクを発生するターボエンジンなので、発進加速も問題ない。しかも、フルスロットルで加速させれば、高回転まで見事に回りきった。

 その加速の感覚は、ターボエンジンというより、自然吸気の大排気量エンジン的な味付けになっている。プルプルという低回転でのエンジン音を聞かなければ、これがまさか1.5Lの3気筒エンジンとは思わないだろう。