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 国内の機械式駐車場への対応で車高を抑えるため、国内向けはすべてMスポーツ仕様のサスペンションになるという。しっかりと硬めの乗り心地だが、やや強めの突起乗り越えでも乗員の体に突き上げを与えることなく、すっと衝撃をいなし、収める乗り心地は、さすがと思わせる。

 一方で、FF車に対する懸念を払拭させようとし過ぎたためか、ハンドル操作に対する応答が早めで、違和感を残す。高速道路での直進安定性は優れているが、ハンドル操作に対して、車両の動きがやや敏感だ。ここは、もう少しどっしり落ち着いた応答性にした方が、ツアラーとして長距離ドライブへ行く際のゆとりにもつながるだろう。

 MINIで作り込んできた“ゴーカート”フィーリングとは別のFF車のハンドリングの熟成は、これからのBMWの課題の一つと言える。

130mm前後スライドできる後席は、もっとも前へスライドしてもなお普通に座っていられるゆとりを残す
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荷室は、後席背もたれが3分割で前方へ倒せ、中央のひじ掛け部分を倒すと長尺物を載せ、かつ後席に2人座れる
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