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 あけましておめでとうございます。旧年中は、「日経ものづくり」と「日経テクノロジーオンライン」をお引き立ていただき、誠にありがとうございました。今年1年も、編集スタッフ一同、読者の皆様のお役に立てるよう、一生懸命がんばってまいります。

 さて、製造業にとって2015年はどのような年になるのでしょうか。そのキーワードは大きく3つあると考えています。3D、サービス、そしてIoT(Internet of Things)です。

 まず、3Dといえば、避けて通れないのが3Dプリンティング技術の進展です。この3Dプリンティングを含むAdditive Manufacturing(AM:付加造形)に関しては、2015年を通じて、製造業において量産装置としての活用が大きく進むとみられます。

 例えば、金属材料を使うAM装置(以下、金属3Dプリンター)を例に取りましょう。この金属3Dプリンターの日本での活用は、一部の企業で金型を中心に始まったばかりです。部品に関しては試作用途が中心で、実製品への適用となるとほとんど例がありません。

 一方、欧米に目をやると、航空機の部品や歯科部品、宝飾品などの量産装置として金属3Dプリンターの活用が進んでいます。2014年11月末にドイツ・フランクフルトで開催された世界最大の金型展示会「EuroMold 2014」では、主要な3Dプリンターメーカーがこぞって製品や技術を出展、最先端の実機や活用の実態が明らかになりました。

 このEuroMold 2014には、AMで先行する欧米の動向をこの目で見ようと、例年になく日本からの参加者が多かったとのことです。一連の動きから考えて、2015年は、国内外で、3Dプリンターを本格的な量産装置として活用しようとする動きがこれまでになく盛り上がるでしょう。

EuroMold 2014の会場の様子
EuroMold 2014の会場の様子