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アクセス記事ランキング(12/8~1/4)
エネルギー
1 2020年に向けて急加速、Liイオン電池が次世代に
2 大雪ですべての架台が歪んだ、上野原のメガソーラー
3 230MWの巨大メガソーラーが瀬戸内市に着工
4 メガソーラーの老舗、熊本県の再春館製薬所
5 次世代パワー半導体、この1年――SiCがクルマに、GaNは実用化始まる
6 「垂木」を半減、メガソーラー全体の施工性と信頼性を向上するFRP架台
7 <第29回>「接続保留に忸怩たる思いも、次を睨んで新事業に先手打つ」 日本アジアグループ・渡邉取締役
8 太陽光発電が5米セント/kWhに、電力会社の入札で次々と火力発電に競り勝つ
9 「パネルの裏側は見せない」、美観にこだわる岡山・勝央町のメガソーラー
10 経産省が「接続保留」の解消策を発表、新たに6電力会社が30日以上の出力抑制可能に、パワコンの遠隔制御機能を義務化し、時間単位で抑制
11 連系前なのに、ジャンクションボックスが80℃に発熱し変形
12 <第6回>メガソーラーの電力で直接、電気バスを充電
13 <第7回>熊本県山都町の限界集落をメガソーラーで活性化
14 「FIT開始当初の混乱は付き物。ドイツでは太陽光の普及で電力価格低下へ」
15 太陽光発電で水素を製造する水素ステーション、ホンダが北九州市に設置
16 JXの水素ステーション1号店が海老名で開所、価格は1kg1000円
17 話題の新型電池「battenice」の正体
18 経産省、7電力の接続可能量を公表、九電は200万kW増加、抑制ルールの変更による拡大策に現実味
19 SBエナジーがヤギ除草の試験結果を公表、想定面積の70%を完了、ススキの茎などは避ける傾向も
20 <第28回>連系線使えば、契約申し込み量を全部接続しても、出力抑制はゼロに システム技術研究所の槌屋治紀所長
 日経テクノロジーオンラインのテーマサイト「エネルギー」の直近4週間(2014年12月8日~2015年1月4日)のアクセスランキングでは、今後のエネルギー業界に影響を及ぼしそうなテーマの記事が上位にランクインした。

 ランキング10位の「経産省が『接続保留』の解消策を発表、新たに6電力会社が30日以上の出力抑制可能に、パワコンの遠隔制御機能を義務化し、時間単位で抑制」は、経済産業省が固定価格買い取り制度(FIT)の運用を見直し、新たな出力抑制のルールを導入することを報じたものだ。

 出力抑制は、電力の供給量が需要量を上回る場合に、一部の再生可能エネルギーの出力を抑制して需給バランスを保つ仕組みである。今回の見直しで、再生可能エネルギーで発電した電力の出力を、電力会社がこれまでよりも細かく抑制できるようになる。

 この出力抑制のルール見直しに合わせて、パワーコンディショナーの遠隔制御機能の義務化も発表した。出力抑制の対象となるすべての事業者に、電力会社が出力を抑制できる機能の搭載を義務付ける。経済産業省は、遠隔制御機能を搭載したパワーコンディショナーの開発を支援する方針も示した。

 遠隔制御機能は、大規模太陽光発電所用のパワーコンディショナーの一部に搭載済みである。今後は中小規模のパワーコンディショナーへの新機能搭載に向けた競争が始まる。これに合わせて、既に技術を有する大規模パワコンのメーカーが中小規模のパワコンへ新規参入したり、企業間連携が進んだりする可能性があるだろう。

 今後も太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーの導入量は増加しそうだ。ランキング8位の米国からの最新レポート「太陽光発電が5米セント/kWhに、電力会社の入札で次々と火力発電に競り勝つ」は、大規模太陽光発電システムからの長期電力購入契約単価が5米セント/kWhにまで低下していると報じている。電力会社の競争入札で、天然ガスを燃料とする火力発電所に競り勝つ事例が増えているという。この影響で、電力需給の調整役も担う火力発電所が減少していけば、電力需給の新たな調整システムが必要になりそうだ。