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図1 「2015 International CES」が開催されたラスベガスの街
図1 「2015 International CES」が開催されたラスベガスの街
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 裏方として活躍できるかどうか、重要なポイントはベンチャー企業と大企業の目線の位置にありそうです。CESの会場からほど近い、ホテルのスイートルームでプライベートショーを展開したある日本のベンチャー企業の代表はこう語ります。

 「日本の大企業はいつも上から目線で、会話はダメ出しから入る。だけど海外、特に米国の大企業は同じ目線で語り合ってくれる。今回のCESでも『ここをこうしたらもっとよくなるんじゃないか?』といった具合に、とても前向きな議論ができた」

 目線を合わせるなんて、当たり前と言えば当たり前のこと。ですが、実はそれが何よりも難しいのかも知れません。

 そんなことを考えながらまたCESの会場を歩きます。たまたま、東芝のブースから威勢のよい英語が聞こえてきました。「ウチのセンサーはとにかく性能がすごいんだ。ぜひ使ってくれないか?」。センサー開発のベンチャー企業が売り込みを掛けていたのです。

 実は東芝、今回のCESでは新規事業を中心にブース展示を構成していました。展示内容に対して、先述のベンチャー企業のような売り込みが特に多かったのが、CESでは初めてアピールする医療・ヘルスケアの事業とのこと。今後大きく拡大が見込まれる市場です。期待を寄せるのは東芝もベンチャー企業も同じです。