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竹下博則氏(写真:山本尚侍)
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 大脇氏の相談を受けた竹下博則氏は、率直に面白いと感じた。とはいえ、形状や取り付け方法だけではなく、照明のもっと本質的な部分を取り入れたら、もっとすごくなりそうだ。そんな思いから、照明とプロジェクターの違いについて切り出した。そしていつしか、大脇氏のプロジェクター新商品の企画は、プロジェクションライティングというコンセプトに基づいた斬新な新商品の企画に化けた。「同じ会社の中にプロジェクターと照明の事業部があったから、生まれたのかもしれない」と、大脇氏は振り返る。

 スペースプレーヤーでは、商品単体だけではなく、映像コンテンツでの収益も見込んでいる。これも、既存のプロジェクターとは大きく異なるところだ。プロジェクションライティングで売り上げや集客が伸びれば、ユーザーは上質な映像コンテンツの作成をパナソニックにどんどん依頼してくるだろう。従来の売り切り型ビジネスモデルを超えて、サービス型ビジネスモデルに挑戦するという意味もあるのだ。

「Space Player」を開発したパナソニックのメンバー。左から竹下博則氏(エコソリューションズ社ライティング事業部ライティング機器ビジネスユニット先行価値企画グループチームリーダー)、向井一夫氏(AVCネットワークス社ビジュアルシステム事業部商品技術グループ第一商品設計チーム主幹技師)、大脇行博氏(AVCネットワークス社ビジュアルシステム事業部商品企画グループ第一商品企画チーム主事)、奥野浩光氏(AVCネットワークス社ビジュアルシステム事業部マーケティンググループ開発営業チーム参事)。(写真:山本尚侍)
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この記事は『リアル開発会議 2014 Autumn/Winter』のコラム:「ザ★着眼力」を基に再構成しました。