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高額路線の開拓を狙う

 ランキングには、低コスト化の工夫を凝らした玩具の記事にまじって、高額なオーディオ製品に関する記事も上位に上がった。4位には、1200米ドル近い価格を設定したソニーの「ウォークマン」の記事、8位にはパナソニックが復活させた「テクニクス」ブランドの記事が入った。

 1200米ドルの「ウォークマン」は、国内では実売で12万円前後の価格で販売されている。CDの周波数帯域を超えるハイレゾに対応している。テクニクスについての記事は、同ブランドを統括している責任者にインタビューしたものだ。記者は、電子部品の価格が下がる中、なぜ製品の価格が高くなるのか聞いている。回答は、もっと高額でもよいと思うほど妥協せずに開発しているというものだ。消費者に、価格にふさわしい音の存在を気付かすことができれば、高額製品の市場を開拓できるのだろう。

 その意味では、6位に入った記事が紹介しているデジタルカメラは、消費者に価格に見合う画質の美しさや手軽さなどを気付かせることができるのか、模索段階にあるのかもしれない。メーカーは、この記事の記者の問題意識の通り、「あの手この手で暗黒時代」と向き合っている。