[1]国際競争力を高めるための技術情報管理の課題

 過去に開催した「ものづくりプロセス改革」のセミナーや個別相談で、筆者は以下のような質問を受けたことがありました。

・新興国向け商品開発を行なうために、技術情報管理をどのように強化すべきか?

・海外生産工場で、国内同等の品質を確保するために、技術情報管理をどのように強化すべきか?

・海外の研究開発拠点で独自管理しているナレッジと国内の研究開発ナレッジを融合し、シナジー効果を得るために、どのような情報管理をすべきか?

・海外売上を増大するために海外企業を買収したが、その企業との技術的なシナジー効果を生み出したい。技術情報管理をどのように統合していけばよいか?

・グローバルレベルでの技術情報セキュリティを強化し、情報漏えいを防止したい。

・ビッグデータを活用して、海外工場を含めたグローバルレベルでの傾向を分析し、今後の意思決定に役立たせたい(生産品質の異常予知、マーケティング精度向上による商品企画立案など)。

 これらは全て、日本の製造業がグローバル戦略を遂行するに当たって、ものづくりプロセスや技術情報管理の強化を図るための方策を検討する中から生じた質問です。

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