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 なんでこんなところにAppleの人がいるのだろう――。

 そう思ってスルーした私(筆者)。あれは2015年1月のこと。その後、記者としての嗅覚のなさに愕然とするのでした。

 2015年2月13日、米Wall Street Journal(WSJ)紙は、米Apple社が秘密の研究施設で電気自動車(EV)の開発に取り組んでいると報じました。報道によると、同社は「Titan」というコードネームで、AppleブランドのEVを開発するプロジェクトを推進しているそうです。

次々にヘッドハンティング

 数百人の従業員が同プロジェクトに携わっており、第一段階としてミニバンに似た自動車の設計に取り組んでいるとのこと。調べてみると、確かに、ドイツDaimler社の北米での研究開発拠点Mercedes-Benz Research & Development North America(MBRDNA)で社長兼CEO(最高経営責任者)を務めていたJohann Jungwirth氏を2014年9月に雇い入れています。

 最近では、EV向けの大型Liイオン2次電池の大手メーカーである米A123 Systems社がApple社を提訴しました。トップクラスの技術者5人を引き抜かれたことが原因のようです。電池だけでなく、Apple社はEVの開発・量産に欠かせない、電動部品や材料、品質管理などの技術者を積極的に採用し始めました。

 なるほど…。調べるほどに、私は1月に犯した“失態”を悔いるのでした。