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 ちなみに、今回のワイヤレス給電シンポジウム2015では、海外からも2人の講師を招きます(同時通訳でお届けします!)。1人は英Qualcomm Europe社のSimon Arbuthno氏(Senior Director, Business Development)。Qualcomm社が開発を進めているワイヤレス給電システムの詳細だけでなく、欧州の動向もご紹介いただきます。

 もう1人は韓国から、KAIST(韓国科学技術院)のChun T. Rim氏(Professor, Nuclear & Quantum Engineering)が来日します。今回のセミナーでは、停止中のEVへの充電だけでなく、2025年以降の普及を目指して開発が進む将来技術である、走行中車両への充電(走行中充電)の話題も取り上げます。

実は開発していた「第5世代」

 走行中給電の分野でKAISTは、世界的に見ても先駆者と言えます。走行中給電が可能なシステム「OLEV:On-Line Electrical Vehicle」を2009年ごろから開発しています。韓国国内では屋外での実証実験も進めており、2013年ごろまで対外的に積極アピールをしていました。ところがその後、情報をあまり出さなくなっていました。

 ですが、水面下では2014年に「第5世代」の走行中給電システム(OLEV)の開発に着手しています。今回の講演では、システム構成や電力伝送効率だけでなく、不要輻射を抑制する仕組みといった技術的な内容やコストの試算など、深く語っていただけそうです。