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 EMS(電子機器受託製造サービス)やODM(Original Design Manufacturer)が主要製造拠点を置く中国では春節休暇も終了。帰省していた各社のワーカーも職場に戻り、工場も本格的に稼働を再開し始める。

 こうした中、春節休暇の前後にEMS/ODM業界にも少なからぬ関わりを持つ2つのリストが相次いで公開された。1つは米Apple社が2015年2月12日に公表したサプライヤーの2015年版リスト。もう一つは米誌『Forbes』が2015年3月2日に発表した2015年版の世界長者番付である。

 Apple社は2012年1月、主要サプライヤーのリストを初めて公表した。うち部品のサプライヤーについては社名と所在地を記すのみで、具体的に何を供給しているのかまでは明らかにしていない。一方で、製品の最終組立地については社名と製品、所在地を明記している(表)。

表●Apple製品の最終組立地
表●Apple製品の最終組立地
出所:Apple社

 今年のリストで公開された最終組立地は18カ所。内訳は中国14カ所、米国2カ所、ブラジルとアイルランドが各1カ所である。企業の国・地域別は台湾系が6社でその他(米国・中国・シンガポール各1)を圧倒。台湾企業の中ではEMS世界最大手のHon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕が7カ所。2カ所以上で組み立てを行っているのはフォックスコン、Quanta Computer社(広達電脳)、Pegatron社(和碩)の3社のみで、うち7カ所のフォックスコンがQuanta Computer社(3カ所)、Pegatron社(2カ所)を大きく引き離しているのが現状だ。

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