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人見光夫氏
人見光夫氏
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 (排気量は)2.0Lよりも2.5Lの方が効率は高くなる――。

 ドイツVolkswagen社が先導する、エンジンの排気量を小さくし、出力の低下分を過給器で補うダウンサイジングエンジンを、今や世界中のメーカーがこぞって採用します。しかし、マツダの「ミスターエンジン」こと人見光夫氏(常務執行役員)は、2015年3月12日の日経Automotive誌のインタビューで、ダウンサイジングエンジンに対して冒頭のように異を唱えました。

 人見氏は、「ダウンサイジングエンジン搭載車は、実用燃費が悪くなりがちだ」と辛口にみます。さらに、「過給器のコストが高いこと」も問題視します。同氏の根底にあるのは、内燃機関技術の“本筋”は燃焼の最適化で、過給器のような“飛び道具”に頼るのは“筋からずれている”との考えなのでしょう。