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 「ビズラボ」は、実際に新事業や新商品を開発する講座である。座学もあるが、受講者がリアルなテーマを議論して、開発を実践するのである。開発の考え方や進め方を学びながら、本当の事業や商品を開発するのである。

 よく、開発とは、その会社にある技術やノウハウなどを知っている者がすべきだと言う人がいる。要するに、開発はシーズを把握している社内でないとできないというのである。しかしそれは、製造する事業や商品の姿が決まった後のこと、要するに、開発が終わった後の、製造に必要なシーズのことである。

 開発で重要なのは、何を、つまり新事業や新商品をどのようなカタチにするか、それを決めるのが一番大事なことである。つまり、ニーズはどこにあるのか、そしてそのニーズに対応する事業や商品のカタチはどうあるべきか。これが本当の開発なのである。

 だから、シーズは後で考えればいいのであり、とにかくニーズ、最初にニーズを見極めることが大事なのだ。

 しかし、ニーズを社内で見極めることは難しい。それはそうだ。今までの現業の流れの中で、もしもニーズが見えていたなら、もうとっくの昔に開発に着手し、お客様の元に新しいサービスや新商品の供給が始まっている。

 だから、新しいニーズというのは、現業の周辺では見えないといってもいい。むしろ異分野の、会社にとっては未知の分野にあると思えばいいのである。