ビズラボには、実にさまざまな人がやって来る。基本的には、将来を担う企業のエースが集まる講座であるが、中には、既に経営幹部の人もいる。

 また、技術者もいれば事務系の人もいる。キャリアもさまざまで、一流有名大学を出た人もいれば、有名ではない地方大学の出身者もいる。大学を出てない人もいるし、高校を出ていない人もいた。

 面白いもので、いろいろな人とビズラボをしていると、このような現在の職位や過去のキャリアなどが、ビズラボでは何の意味も持たないということが分る。誤解のないように言うが、ビズラボでは、これまでのキャリアは役立たないということだ。

 特に、というか逆に、これまでのキャリアを意識したり、ましてやひけらかしても、何の得にもならないのである。

 くどいようだが、キャリアが不要と言っているのではない。あくまでも、ビズラボではキャリアが役立つことはない。そう言っているのである。

 それは、開発テーマが決まり、グループワークが始まるとすぐに分かる。ビズラボは新しい事業や商品を実際に開発する講座であるが、このグループワークというのは、皆がアイデアを出し合って、いかにしてお客様にとって嬉しいサービスや商品を創るか、そして、そのためにどのようなビジネスモデルを構築したよいのか、それを議論する場である。