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介護ローソン1号店のオープニングセレモニーの様子
介護ローソン1号店のオープニングセレモニーの様子
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 「これで●●(某ドーナツチェーン)からは足が遠のくなあ」。自宅近くのセブン-イレブンが最近置きはじめた「セブンカフェドーナツ」を口にした瞬間、そう思いました。

 コンビニコーヒーが一般化してから、平日にコーヒーチェーンへ足を向ける機会は半減した気がします。記者は食後などにコーヒーを飲みたいと思うと、自然に足がコンビニへ向かうようになりました。そして今度はドーナツ。その場でドリップしたコーヒーとセットで200円で済むのですから、たまりません。

 「コンビニは“街の変化への対応業”だ」――。ローソンと介護事業者のウイズネットが2015年4月3日に埼玉県川口市にオープンした「介護(ケア)ローソン1号店」。オープニングセレモニーに登壇したローソン 代表取締役社長の玉塚元一氏はこう語りました(関連記事1同2)。

 街の変化、そして時代の変化を巧みに取り込むコンビニ各社の戦略には、私も一消費者として抵抗する術を持ちません。「これさえあれば他はいらない」。そう思わせるサービスを次々に繰り出している点で、あらゆる情報機器を飲み込んだスマートフォンに共通するものを感じさせます。

 コンビニといえば、スマートフォンと同様、若者をターゲットとするもの。そんな概念を覆すのが、高齢者やその家族に向けたサービスを充実させた「介護ローソン」です。通常店舗と変わらない商品ラインアップに加え、かむ力の低下に配慮した「ユニバーサルデザインフード」や、ケアマネジャーが常駐する「介護相談窓口」、高齢者が気軽に語らいを持てる「サロンスペース」などを提供。いわば、コンビニ業界の「ガラホ」(高齢者ユーザーなどを意識した、フィーチャーフォンの形態を備えるスマートフォン)です。