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 日経デジタルヘルスでは、描くべきデジタルヘルスの未来像を業界の内外で共有するため、「ソーシャルホスピタル」という概念を提唱し続けています。

 既に、さまざまな場面で紹介していますので、ご存じの方もいるかと思いますが、あらためて端的に説明すると、以下のような概念になります。

 医療は病院が担うもの――。そんな常識は近い将来、過去のものになる。代わって到来するのは、社会を構成するあらゆる要素が医療を担う“場”になる時代だ。例えば、家や商業施設などの生活空間、自動車などの移動空間、そして個人のカラダそのものが医療の中心地となる。

ソーシャルホスピタルの概念図(イラスト:楠本礼子)
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 上のイラストに示した「矢」は、こうしたパラダイムシフトのベクトルを意味するものであると同時に、ヒト(患者や医療従事者など)・モノ(医療機器やサービスなど)・カネ(新たな医療産業など)の動きを意図しています。言い換えれば、「社会全体が医療の担い手であり参加者になる」のがソーシャルホスピタルの世界です。

 このような新たな世界への移行を必要とする社会課題が顕在化し、その世界を実現する技術の整備が進行しつつある中で、今、あらためて考えておくべきことがあります。ソーシャルホスピタルは果たして患者や医療従事者にとって幸せな未来なのか――。

『日経デジタルヘルス 特別編集版 2015』
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 そこで、2015年4月7日に発行した『日経デジタルヘルス 特別編集版 2015』の特集1では、2030年の“幸せな未来”に向けた一つのシナリオを紹介しています。このシナリオは、2015年4月11~13日に開催される「第29回日本医学会総会 2015関西」の学術テーマ展示2「ITがもたらす情報化社会の医療環境」を企画する同総会 学術展示委員会 医療IT WGが考察した内容を基に、日経デジタルヘルスが再構成したものです。なお、この学術テーマ展示では、日経デジタルヘルスも今回の特集と連動した「2030年の幸せな情報化医療の未来」についてのパネル展示を実施し、『日経デジタルヘルス 特別編集版 2015』を配布する予定にしています(「日本医学会総会 2015 関西」連動の連載はこちら)。

 『日経デジタルヘルス 特別編集版 2015』は、日本医学会総会の学術テーマ展示以外にも、「ITEM(国際医用画像総合展)2015」(4/17~19)、「MEDTEC Japan 2015」(4/22~24)などでの配布を予定しています。これらの学会・展示会にお越しの方は、ぜひ、お手にとってみてください。