あなたの会社は大丈夫?!
目次
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テスラEVで死亡事故、識者に聞く---「これは運転支援システムである」
東京大学大学院情報理工学系研究科准教授 名古屋大学未来社会創造機構客員准教授 ティアフォー取締役 加藤真平 氏
米Tesla Motors社の電気自動車(EV)「Model S」が「Autopilot」を使って走行中に死亡事故を起こした。これを受けて、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が調査を開始した──。2016年6月30日、日本で衝撃的なニュースが報じられた。この事故に技術的な課題はないのか。現在…
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リコールと市場クレームの撲滅は「正しい公差計算」から
自動車のリコール問題や電機製品の市場クレームが日本企業を悩ませている。その原因の1つが「ばらつき」であると指摘するのが、「技術者塾」で講座を持つプラーナー会長の栗山 弘氏だ。同氏に公差設計、および幾何公差を習得する日本企業が増えている理由や、習得するメリットを聞いた。(聞き手は近岡 裕)
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グローバル全体で製品コストをつくりこめていますか?
経営共創基盤 ものづくり戦略カンパニー マネジャー 古澤利成 氏
製造業の世界展開が当たり前になる中で、「グローバル開発購買」の重要性が叫ばれている。「技術者塾」では「これでうまくいく「グローバル開発購買」」〔2016年7月1日(金)〕の講座を開講する。講師の1人である、経営共創基盤ものづくり戦略カンパニーマネジャーの古澤利成氏に、グローバル開発購買の進め方など…
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スズキの走行抵抗値捏造は“吝嗇文化”の行き過ぎか
鈴木修会長に最後の大仕事
2016年6月3日、国土交通省が走行抵抗値不正の問題でスズキに立ち入り検査に入った。設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者であるモノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの技術者として排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経験…
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カタログ燃費と実燃費の乖離問題、解消法への疑問に答えます
日本の消費者はロジカルシンキングで正義を実現しましょう
設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者であるモノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの技術者として排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経験を持つ。日野氏は「カタログ燃費と実燃費の乖離問題」について解消法を提案している。だが…
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カタログ燃費と実燃費の乖離問題に絶対効果的な解消法を提言
商取引の原則を逸脱した欺瞞は即刻販売停止すべき
設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者であるモノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの技術者として排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経験を持つ。日野氏が、カタログ燃費と実燃費の乖離に切り込み、その解消法を提言する。
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「接合を知らずにまともな製品は造れない」---自動車メーカーの反省
テクノサポートオーテス代表、ワールドテック講師(元デンソー)岡本邦夫氏
「マルチマテリアル化」が進む中、接合の重要性が増している。ところが、重要であるはずの接合技術を軽視し、十分な知識を身に付けていない技術者は少なくない。現に、その反省を基に、接合技術の習得に力を入れ始めた企業もある。「技術者塾」で「自動車や関連部品の設計に役立つ接合技術」の講座を持つ、テクノサポート…
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「ディフィートデバイス防止基準」を国交省に提言
日産自動車「キャシュカイ」のディフィートデバイス判定で考える
日産自動車の「キャッシュカイ」が韓国でディフィートデバイス(無効化機能)判定を受けた。設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者であるモノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの技術者として排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経…
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不可解な技術的説明、スズキに立ち入り検査を実施すべし
スズキの燃費測定不正、改めて国交省の責任を問う
スズキの燃費測定に関する不正問題が発覚した。設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者である、モノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経験を持つ。日野氏が、三菱自動車に次いでスズキで起きた…
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顧客ニーズをきちんと設計に落とし込むには?
経営共創基盤 ものづくり戦略カンパニー マネジャー 鈴木 一久 氏
特徴のある製品をどのように設計したらよいのだろうか?──。製品の差異化がうまくできずに困っている日本企業が増えている。競合企業が増え、高機能・多機能化が進む中で、「差異化となり得る機能を見つけられない」「設計リソースが足りない」という悩みを抱えている設計者は多い。こうした悩みに応えるべく、「技術者…
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接合知識の幅を広げて「限界設計」に活かそう
テクノサポートオーテス代表、ワールドテック講師(元デンソー)岡本邦夫氏
クルマのボディーで進む「マルチマテリアル化」を好例に、異なる材料や新しい材料を使うケースが増えている。狙いは極限の軽量化だ。こうした材料を使って製品を組み立てる際に重要となるのが接合技術である。たくさん存在する中から最適な接合技術を選択すべきだが、接合技術の知識について幅広く押さえている技術者は少…
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三菱自動車の燃費不正、事態を矮小化してはならない
国交省に提言、「未然防止作業部会」を設置すべし
2016年4月26日、国土交通省は再発防止の作業部会を設置したとのことです。しかし、「新車発売前に実施される燃費試験の際に、メーカー側が提出する『走行抵抗値』のデータで不正が起きない検査方法について議論する」ことが目的では、事態を限定化・矮小化して決着を図ろうとしているように思えます。
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体系的かつ体験的に学ばないと実践できない理由---製造業のIoT対応
メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロIoT技術講師 伊本貴士氏
IoT(Internet of Things、モノのインターネット)への注目度が日々増している。「世界の製造業のルールをガラリと変える」とも言われる技術だからだ。既にドイツは「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」、米国は「Industrial Internet(インダストリアル・イ…
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三菱自動車の燃費不正、国交省の職責を問う
経営陣の圧力を無視して社員に責任を押しつけてはならない
三菱自動車の燃費不正問題が発覚した。設計開発プロセスの革新を実現するモジュラーデザイン(MD)の第一人者である、モノづくり経営研究所イマジン所長の日野三十四氏は、かつて自動車メーカーでエンジンの排出ガス低減研究や車両型式認証受験を行った経験を持つ。日野氏が、今回の三菱自動車の燃費不正問題について気…
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「今すぐ飛び込まないと、負けますよ」---製造業のIoT対応
メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロIoT技術講師 伊本貴士氏
IoT(Internet of Things、もののインターネット)への注目度が日々増している。「世界の製造業のルールをガラリと変える」とも言われる技術だからだ。既にドイツは「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」、米国は「Industrial Internet(インダストリアル・イ…
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「製造業のIoTって何?」---理解しづらい理由
メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロIoT技術講師 伊本貴士氏
IoT(Internet of Things、もののインターネット)への注目度が日々増している。「世界の製造業のルールをガラリと変える」とも言われる技術だからだ。既にドイツは「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」、米国は「Industrial Internet(インダストリアル・イ…
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低コスト設計の切り札、「コストバランス法」とは何か?---競合製品の弱点を突く設計分析も可能に
國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏に聞く
コスト競争力の高い設計が求められている。ところが、既存の低コスト化活動に限界を感じている技術者は少なくない。「技術者塾」では、低コスト化活動のための手法を学ぶ講座「5割ダウンを体感する! 設計/製造/調達の新コスト改革」を開催する。講師は、設計系講座の人気講師である國井技術士設計事務所所長の國井良…
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日本企業が知らないトヨタ生産方式の本質---改善と成長が続く理由
豊田エンジニアリングCEOの堀切俊雄氏に聞く
トヨタ生産方式(TPS)が「リーン・プロダクション・システム」と呼ばれて海外企業で導入意欲が高まっている。海外企業がTPSに興味を持つきっかけは、やはりトヨタ自動車の好調な業績だが、それ以上にTPSの本質を知ることでさらにTPSに魅了され、導入意欲を高めるという。翻って日本ではTPSについて知らな…
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なぜVW社は排出ガス不正問題を起こしたのか?
愛知工業大学工学部教授(元トヨタ自動車)の藤村俊夫氏に聞く
ドイツVolkswagen(VW)社の排出ガス不正問題が収束を見せない。ブランドの毀損や米国や日本における販売低迷、1100万台ものリコール費用が同社に重くのしかかる。米国では、制裁金が2兆円とも5兆円とも噂されている上に集団訴訟まで起こされた。VW社の排出ガス不正問題はなぜ起きたのか。トヨタ自動…
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構造用接着剤から見えるBMW社の戦略---低燃費競争のカギはHEVか接着剤か
エーピーエスリサーチの若林一民氏に聞く
炭素繊維強化樹脂(CFRP)を採用したボディーの軽量化に力を入れるドイツの自動車メーカーと、ハイブリッド車(HEV)に注力する日本の自動車メーカー。これまでの両者の動きは対照的だが、今後の低燃費競争は軽量化ボディーとパワートレーンの電動化を掛け合わせた競争になる。ここで、「このままでは日本の自動車…
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