あなたの会社は大丈夫?!
目次
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なぜ「耐熱性」を満たせないのか?---プラスチック製品の設計には「原理・原則」がある
本間技術士事務所の本間 精一氏に聞く
プラスチック製品のトラブルで悩む設計者が増える一方だ。最大の理由は、「プラスチック製品の設計方法を正しく習得している技術者が少ないことにある」と指摘するのが、本間技術士事務所の本間精一氏である。プラスチックの物性(材料物性)と製品を造る上で必要な性能(実用特性)とのギャップの埋め方を知らないことに…
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EMC対策、解は見つかる---大切なのは実製品と理論の結びつき
クオルテック信頼性試験センター所長(元 デンソー)の前野 剛氏に聞く
EMC(電磁両立性)のトラブルで頭を抱える技術者が増えている。製品の多機能化や高機能化、高速化でEMC対策がどんどん難しくなっているからだ。車載電子機器はその筆頭格とも言える。これに対し「コツを押さえればEMC対策の解は見つかる」と指摘するのが、クオルテック信頼性試験センター所長の前野剛氏だ。「技…
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設計力を世界レベルに高めよう---設計管理者に求められる条件とは?
國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏に聞く
欧米企業が設計に革新性を見せ、新興国企業はコストパフォーマンスの高い設計で急成長を遂げている。こうした中、「設計にうまく特徴を打ち出せていないと感じる日本企業が増えている」と、國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏は言う。日本企業の設計の力を引き上げるには、設計マネジメントを担当する管理者のスキルを…
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中国の日系企業は再編・合理化のフェーズへ---人員削減の対応が急務に
キャストコンサルティング取締役・上海法人総経理 前川晃廣氏
成長率の低下に株安、需要の減退──。中国の景気失速が鮮明になった。従来の円高に加えたこの変調が、多くの日本企業に喫緊の対応を求めている。だが、中国ビジネスの真の姿は日本人には見えづらい。そのため、日系企業の中国拠点では今、従業員による不正問題で悩んだり、事業の再構築のための人員削減でトラブルを抱え…
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中国の日系企業に巣くう不正行為---低成長時代への対応が急務に
キャストコンサルティング取締役・上海法人総経理 前川晃廣氏
成長率の低下に株安、需要の減退──。中国の景気失速が鮮明になった。従来の円高に加えたこの変調が、多くの日本企業に喫緊の対応を求めている。だが、中国ビジネスの真の姿は日本人には見えづらい。そのため、日系企業の中国拠点では今、従業員による不正問題で悩んだり、事業の再構築のための人員削減でトラブルを抱え…
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技術力にふさわしい利益を得ていますか?---新設計手法「プロフィタブル・デザイン」
プリベクト代表取締役 北山 一真 氏
「うちは技術力には自信がある。でも、その割に儲(もう)からない…」。こう嘆く日本企業は日増しに増えている。「技術者塾」は、高い技術力にふさわしい利益を生み出し得る新しい設計手法「プロフィタブル・デザイン」の講座を企画した。講師のプリベクト代表取締役の北山一真氏に、プロフィタブル・デザインの内容や学…
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技術者の「心」を守る対策は出来ていますか?---「ストレスチェック」が義務化
アドバンテッジ リスクマネジメント シニアコンサルタント 鬼頭 幸三氏
2015年12月に「ストレスチェック」義務化法が施行される。ストレスチェックとは、従業員の心理的負担の程度を測る検査だ。2014年6月に改正労働安全衛生法が成立し、従業員が50人以上の全事業所を対象にストレスチェックが義務づけられた。技術者を部下として束ねる管理者は、部下の心を守るためにストレスチ…
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「魅力的な設計品質」を作る基盤がありますか?
SDI Japan代表 米国Statistical Design Institute LLC. Country Manager 戸水晴夫 氏
競争が激化する中、日本メーカーには「魅力的な設計品質」がかつてないほど求められている。そのためには、設計者に求められるエンジニアリング力と設計品質の向上をもたらす各種の手法を基礎から学んだ上で、一連の製品開発プロセスの中で最適な手法を最適なタイミングで活用することができる実践的なスキルが必要だ──…
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金属疲労を知らずに製品の品質は保てない
ワールドテック 講師(元 トヨタ自動車株式会社FC技術部)の宮本泰介 氏
金属疲労の知識が今、従来に増して必要となっている。品質問題に向ける市場の目が厳しくなり、自動車のリコール原因のうち金属疲労が占める割合は意外に多い。加えて、新しい製品や材料が登場して新たに疲労対策を施す必要が生じているからだ。 「技術者塾」において「自動車構造部品の信頼を支える 金属疲労メカニズム…
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自動車部品には、より精緻な振動・騒音対策が必要
群馬大学大学院 理工学研究院 知能機械創成部門 客員教授(元 富士重工業 スバル技術研究所 プロジェクトジェネラルマネージャー)松村 修二 氏
自動車や自動車部品には今、より一層精緻な振動・騒音対策が求められている。走行時に高い静粛性が望まれる一方で、低燃費を求めて軽量化が進んでいるからだ。 この振動・騒音対策には「基本を押さえることが大切」と説くのが、「技術者塾」において「実践!自動車の振動・騒音対策とシミュレーションの基礎」の講座を持…
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海外生産でトラブル? 「幾何公差」を反映した図面ですか?
プラーナー シニア・コンサルタント 高戸雄二氏
設計・生産のグローバル化が進む中、グローバル図面を作成する上で幾何公差(形状や姿勢、位置、振れに関する許容差)の重要性が増している。寸法公差だけでは設計者の意図を正確に伝えきれないからだ。実は、「幾何公差」はグローバル・スタンダード(世界標準)となっている。「技術者塾」において「グローバル図面に必…
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チップ上にフーコー振子---高性能MEMSジャイロ
自動運転などに向けて開発が進む
最近、フーコー振子をチップ上で実現する研究が米国で進んでいます。そのデバイスは「Whole angle mode gyroscope(全角度モード・ジャイロ)」と呼ばれます。どのようにしてフーコー振子をMEMS技術によって実現するのでしょうか?
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変化する未来を知らずに、次の戦略を立てるのですか?
アクアビット 代表取締役 チーフ・ビジネスプランナーの田中 栄氏に聞く
未来を予測して市場創造型(ブルーオーシャン型)の新事業や新製品を見いだす手法である「フューチャーデザイン」。2030年までの未来の変化から、潜在ニーズを見つけ出し、新たな市場や製品を考えていく。「技術者塾」の講座「市場創造型の新事業を見いだす『フューチャーデザイン』」において、講師であるアクアビッ…
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何を造ればいい? その悩みに応える「フューチャーデザイン」
ジェムコ日本経営 コンサルティング事業部 成長戦略チーム 本部長コンサルタントの山崎 茂樹氏に聞く
日本企業で今、「フューチャーデザイン」が注目を集めている。フューチャーデザインとは、未来を予測して市場創造型(ブルーオーシャン型)の新事業や新製品を見いだす手法だ。顧客調査や競合他社を分析し、新たな特徴をどうつけるかに苦労している企業は多い。しかし、市場や製品が成熟期を迎えた「レッドオーシャン」型…
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プラスチック製品でトラブル急増のなぜ
本間技術士事務所の本間精一氏に聞く
日本メーカーのプラスチック製品でトラブルが増加している。強度不足で割れた、クラックが入った、プラスチック製部品を製品に組み付けられない…。深刻なトラブルが、設計や生産の現場で繰り返し起きている。実は、プラスチック製品の設計や成形は難しい。材料の特性を押さえ、適切な設計を行って、成形条件を整えるとい…
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トヨタ流マネジメントとは何か?---ホワイトカラー職場こそ大きな間接費の削減が見込める
豊田マネージメント研究所副社長の高木徹氏に聞く
TMSの威力に気づいていないトヨタ自動車の管理者は意外に多い。彼らにとって、TMSは「当たり前過ぎる」からだ。そのことを社外で知り、TMSを実践しながら習得したのが、豊田マネージメント研究所副社長の高木徹氏だ。実務系セミナー「技術者塾」において「トヨタ流マネジメント─ホワイトカラーの管理レベルを高め…
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日系メーカーの中国拠点に“異状あり”
日系企業が中国に設けた拠点に異変が起きている。これまで続いてきた人件費の高騰に加えて、急速な円安、すなわち人民元高が進んだことで、中国から撤退する日系企業が相次いでいるのだ。中国拠点を維持している日系企業でも、中国人従業員による不正に苦しむところは少なくない。一方で、市場としての中国の魅力は依然と…
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