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今、FMEAを学ぶ日本メーカーの技術者が増えていると語る國井氏
今、FMEAを学ぶ日本メーカーの技術者が増えていると語る國井氏
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──日本企業の品質の高さって、何で支えられていたのでしょうか。FMEAでは確保されていなかったということですよね。

國井氏:日本人の几帳面さと、「あうんの呼吸」、そして米国から取り入れたTQC(TQM)で成り立ってきたんです。

──FMEAをうまく使いこなしているところはどこですか。企業でも国でも。

國井氏:米国が進んでいますね。

──米国企業の製品の品質って良いのですか?

國井氏:例えば、米国車。とても良くなったでしょう。あれはFMEAによるものです。

──米国車というと、あまり品質が良くないというイメージがありますが…。

國井氏:それは随分以前のことで、今は従来ほど問題はありません。それと、日本では病院の医療で進んでいます。これを「HFMEA」と言うんです。「H」はヘルス・アンド・ケアの意味です。昔は病院で医療ミスが結構起きた。しかし、今はほとんど聞かなくなっている。日本の病院はHFMEAで格段に良くなったのです。

──あうんの呼吸は、まだ日本企業に残っていますよね。

國井氏:残っていますよ。しかし、ほとんどの会社がTQMを捨ててしまった。今や死語と言っても、言い過ぎではありません。