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Apple Watchでも…

 遅ればせながら、自転車業界と自動車業界の違いに初めて気づいた次第です。自動車業界では板厚の違う鋼板を成形する技術やロールフォーミングによる成形は当たり前で、まだまだアルミ製の方が高級車種向けといった感じがします。

 最近、報道されたホンダの新型「NSX」でも最高峰のスポーツ車としてアルミフレームを活用するための「アブレーション鋳造」などのキーワードが出てきています(関連記事)。

 業種によって高級イメージが異なるものだなと感心していたのもつかの間、4月24日に入手した「Apple Watch」でも本体(ベゼル)の材質の違いで高級感を演出しているのが分かりました(分解記事)。廉価版のスポーツモデルは7000系のアルミ合金製に対して、スタンダードモデルはステンレス鋼製です。時計業界は重みに高級感を求めるからでしょうか、ステンレス鋼製の方が高いわけです。

スタンダードモデルがステンレス鋼製(上)、スポーツモデルがアルミ合金製(下)
スタンダードモデルがステンレス鋼製(上)、スポーツモデルがアルミ合金製(下)
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 そういった意味では、航空機や自動車業界で少しずつ採用例が増えてきたカーボン素材が現在、高級イメージを生み出していますが、これも時代の変遷とともに主流になれば、変わるということでしょうか。その時代には、鋼材やアルミ材が再び高級イメージに返り咲くのかもしれません。

 ところで、結局どの自転車を購入したのかというと、店頭で見たカッコイイ自転車のうち、予算の都合上、アルミフレーム製となりました。楽しんで乗りたいと思います。