
識者が指南、スキルアップの勘所
目次
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冷却に必要な換気風量を考える
熱対策の演習問題に挑戦(4)
熱設計の基礎について、日経エレクトロニクスの記事(詳細はこちら)で出題した演習問題を紹介する本連載。第4回の今回は、冷却に必要な換気風量を考える。演習問題の出題者は、サーマルデザインラボ 代表取締役の国峯尚樹氏である。同氏は、技術者塾「クイズで進める やさしい熱設計講座」(詳細はこちら)で講師を務め…
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Apple Watchの真髄とは
分解・分析のエキスパート、清水洋治氏に聞く
米Apple社が発売した「Apple Watch」は、デザインや操作性の高さ、そして何よりAppleというブランドでのスマートウオッチがついに登場したことから大きな注目を集めている。日経BP社は技術者塾の未来展望シリーズ「Apple Watch」編として、「分解・分析から推測する、AppleのIoT…
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塗装すると温度はどれくらい下がる?
熱対策の演習問題に挑戦(3)
熱設計の基礎について、日経エレクトロニクスの記事(詳細はこちら)で出題した演習問題を紹介する本連載。第3回の今回は、塗装による温度変化を考える。演習問題の出題者は、サーマルデザインラボ 代表取締役の国峯尚樹氏である。同氏は、技術者塾「クイズで進める やさしい熱設計講座」(詳細はこちら)で講師を務める…
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組み込みソフトの設計をもっと速くもっと楽に
ビースラッシュ 代表取締役 社長 山田 大介 氏
想定外の不具合やテスト工程での設計のやり直し、納期に間に合わせるための突貫工事…。今、悩みを抱えているソフトウエア(以下、ソフト)の設計現場は珍しくない。こうした悩みを解決する1つの解が、モデリングである。 「技術者塾」において「不具合の未然防止に役立つ 組み込みソフトのモデリング」の講座を持つ、…
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豊富な実務経験に基づくトライボロジー講座
テクノサポートオーテス 代表、ワールドテック 講師 岡本邦夫 氏
自動車分野でトライボロジーの重要性が増している。低燃費競争が熾烈を極める中、部品同士の摺動部の摩擦や摩耗、潤滑について基本から見直したいというニーズが高まっているからだ。「技術者塾」において「自動車分野に必須のトライボロジーを極める」の講座を持つ、テクノサポートオーテス代表、ワールドテック講師の岡…
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平板の置き方と放熱能力を考える
熱対策の演習問題に挑戦(2)
熱設計の基礎について、日経エレクトロニクスの記事(詳細はこちら)で出題した演習問題を紹介する本連載。第2回の今回は、平板の置き方と放熱能力を考える。演習問題の出題者は、サーマルデザインラボ 代表取締役の国峯尚樹氏である。同氏は、技術者塾「クイズで進める やさしい熱設計講座」(詳細はこちら)で講師を務…
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IoT、自動車、電池、通信へ、利用が急拡大のアナログ技術
「ΔΣ型A/D、D/A変換器の回路設計を究める」の講師、松浦達治氏に聞く
高精度のA/D変換やD/A変換に使えるΔΣ型A/D、D/A変換器。その応用分野が急拡大している。IoTやセンサーネットワークや、自動車制御用の加速度センサー、リチウムイオンバッテリーの残量電荷検出、有線・無線通信分野でのA/D、D/A変換では、高精度のΔΣ型A/D、D/A変換器が必要になるからだ。日…
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多層材料の熱対策を考える
熱対策の演習問題に挑戦(1)
機器開発を進める上で必要不可欠な熱設計。熱が機器の機能障害や安全性低下などの要因となるケースがあるので、熱設計の勘所はしっかりと押さえておきたいところだ。熱設計の基礎について、日経エレクトロニクスではこれまでに6回にわたり連載した(連載の詳細はこちら)。本稿では、この連載で出題した熱の性質を理解する…
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実務経験を生かした“使える”樹脂講座
テクノサポートオーテス 代表、ワールドテック 講師 岡本邦夫 氏
日本メーカーで樹脂に関する技術を学びたいという声が大きくなっている。軽量化とコスト削減、そして外観デザインの向上の全てを満たす有望な材料だからだ。製品の価値を高めるには、従来よりも一層上手に樹脂を使いこなさなければならない。 「技術者塾」において「車載用樹脂製品のための樹脂材料の勘所」の講座を持つ…
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CFRPは環境対応車に無くてはならない存在
金沢工業大学教授(元トヨタ自動車)影山 裕史 氏
炭素繊維強化樹脂(CFRP)に自動車業界が熱い視線を注いでいる。クルマの軽量化の「切り札」とも言える軽量・高強度材料だからだ。多くが期待しているのは、燃費を向上させるために車体にCFRPを採用して軽くすること。だが、CFRPの潜在的ニーズはそれだけではない。「CFRPは環境対応車に無くてはならない…
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変更点に着眼する「DRBFM」でトラブルを防ぐ---トヨタ流の品質確保手法
ワールドテック講師の皆川一二氏
品質不具合を未然に防止するツールである「DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)」。トヨタ自動車とトヨタグループが活用している手法だ。設計の変更点にポイントを絞り、故障モードの影響を徹底的に調べることで品質トラブルを未然に防ぐ。「技術者塾」において「品質…
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デジタル時代だからこそ重要になるA/D、D/A変換器
「A/D、D/A変換器の回路設計と利用のポイント」の講師、松浦達治氏に聞く
温度、圧力、加速度など、身の回りの物理信号はすべてアナログ量である。これらをデジタル信号処理で扱うためには、A/D変換器やD/A変換器でアナログからデジタルへ、デジタルからアナログへ変換する必要がある。センサーネットワーク、自動車、高速通信など、デジタル処理の場が広がれば広がるほど、重要性を増すのが…
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IoT向け無線通信の導入には、勘所がある!
テクトロニクス 営業技術統括部 FAE部 岡田 信孝 氏
機器開発において、IoT(Internet of things)やM2M(machine to machine)への対応が重要になっている。IoTやM2Mへ対応する際の大きな課題が無線通信機能の実装である。このため、これまでは限られたエンジニアにしか必要でなかった無線通信に関する技術の取得が必須に…
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TRIZを使いこなすにはコツがある
アイデア 代表取締役社長 前古 護 氏
技術的な課題を解決するためにTRIZに期待する日本企業が増えている。TRIZは革新的なアイデアを発想する合理的方法論としてよく知られている手法だからだ。だが、理論の習得に時間がかかるなど課題があり、うまく使いこなせない技術者が少なくない。 「技術者塾」において「最新! TRIZの日本式活用法」の講…
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医療機器市場に挑む価値は大きい---40兆円の世界市場
クオリス・イノーバ代表取締役社長 木村 浩実 氏
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アナログに必須のオペアンプ、理解できていますか?
「アナログ回路に必須、オペアンプを完全理解」の講師、松浦達治氏に聞く
オペアンプを基礎から十分に理解できていなければ、アナログ回路を設計したり応用したりすることはできない。AD/DA変換器、基準電圧発生回路、DC-DCコンバーターのPWM制御回路などの代表的なアナログ回路には、高性能なCMOSオペアンプが必要だからだ。日経BP社は、「アナログ回路に必須、オペアンプを完…
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iPhoneの未来は、半導体を分析すれば分かる
分解・分析のエキスパート、清水洋治氏に聞く
iPhoneが市場に登場したのは2007年。それから8年の間に、さまざまな機器がスマートフォンに飲み込まれていった。iPhoneの系譜から、スマートフォンや電子機器の今後の進化を予測できる。「iPhone 6s/6s Plus」の発売から5日後の9月30日、日経BP社は「次はどうなる、電子部品分析か…
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車載電子機器の品質確保のポイントは?---小型化で難易度が加速
デンソー 基盤ハードウエア開発部 担当部長 神谷有弘 氏
高い品質が求められる車載電子機器。ところが、今、その高い品質を確保するためのハードルがどんどん上がっている。環境負荷軽減への対応強化により、車載電子機器の小型・軽量化が加速しているからだ。車載電子機器を小さくすると熱密度が向上し、品質を保つための対策が難しくなる。「技術者塾」において「車載電子機器…
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“売れない時代”に輝く「デザインマネジメント」
エムテド代表取締役 田子 學 氏
効率追求を重視し、安価な製品を大量に速く造ることに長けている一方で、イノベーションの創造は苦手だと言う日本企業は多い。こうした中、デザインの視点を根幹に据えた経営手法「デザインマネジメント」に着目する日本企業が増えている。「技術者塾」において「一気通貫のものづくりへ 実践! デザインマネジメント」…
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交渉主体のやり方に限界、新たな購買コストダウン術が急務
ジェムコ日本経営 コンサルティング事業部 常務執行役員の宮本壽男 氏
多くの製造業で、収益に直結する購買コストダウン。ところが今、環境の変化により、交渉主体だった従来のやり方では十分な成果が見込めない状況に陥っている。「技術者塾」において「開発・設計者必修の購買コストダウン術」の講座を持つ、ジェムコ日本経営コンサルティング事業部常務執行役員の宮本壽男氏に、購買コスト…