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 「ロボットって、スゴイなあ。こんなことまで、できるのか」。過去のブームで、ロボットは私たちに多くの夢を見せてくれたと思います。次々に登場する新型ロボットを見て、ロボットがアニメの中や特定の人たちだけのものではなく、私たちの身近な存在になるのはもうすぐだと感じた人も少なくないでしょう。

 ただ、その後、製品化され世の中に広く普及したロボットは残念ながらほとんどありませんでした。話題を呼んだものの、多くの人たちにとって実用的な「使えるロボット」にはなりきれなかったのです。ロボットの活用が進む工場でも、ロボット化が進んでいない領域や業界はまだ多く残っています。作業者と協調しながらものづくりを行うロボットの実用化も、これからが本番です。

 ブームをブームのままで終わらせてはいけない。もしかしたら、今回が「使えるロボット」を生み出せる最後のチャンスになるかもしれない。重要なのはロボットを作るとともに、地に足を付けてそれを活用した新たなビジネスモデルも構築し、事業化の成功例をつくること。日本には、そのための技術力と知恵・知見が蓄えられている――。私はこう強く感じています。

 ということで、いきなりで恐縮ですが、弊社はロボット技術の月刊専門誌「日経Robotics」を2015年7月10日に創刊することになりました。ロボット関連の技術者や事業者に対してグローバルな情報を発信し、新産業創出のエンジンになることを目指します。

 具体的には機構部品、電子部品、材料など要素技術から、人工知能、ユーザーインタフェース、ソフトウエアといったシステム技術までの最新情報を提供します。規格・規制や政策、企業や注目プロジェクトなどの最新動向もお届けします。いずれも海外情報には特に力を入れる予定です。詳細はこちらをご覧ください。Facebookでも情報を発信していきます。

 日経Roboticsがロボット産業の創出および発展のための一助になれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。