鉱山技師のような仕事なのである
少々話が脱線したが、要は、会社の内には面白いことなど滅多にないのである。
しかし、世の中は広いもので、社内にずっといても楽しい、嬉しいと言う人もいるのだから、そう簡単に決めてしまってはいけない。
そのような人たちをよく見ると、仕事ぶりは決して内向きではなく、社内のことながら、外に向かって良くしようと考え、行動している人ではないかと思う。
例えば、人事などもそうだ。社内の人材を活かす適材適所を考え、いかに会社を活性化させるか、それは、将来の会社の将来をどうするかという攻めの戦略であり、決して内向きな仕事ではない。
まして、新しい事業や商品を開発している会社にとって、社員の中から、外に向かって打って出る開発人材を発掘するのは、まさに鉱脈を発見する鉱山技師のような仕事なのである。
そのような視点で仕事を見てみると、およそ、どんな仕事であれ、外に向かえば面白くなるということである。