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 新しい製品を開発するとき、自社内や従来の取引先にはない技術が必要だが、どうやって探せばよいか分からない。そんな試作開発の悩みを解決して急激に成長している企業がLinkers(リンカーズ)だ。

 社名と同じ「Linkers」というサービスでは、技術を求める企業が匿名で求める技術の概要を公開すると、各地域の中小企業と密着して活動しているコーディネーターたちが、有望な企業を紹介する。どのような技術を企業が求めているのかは、Linkersとあらかじめ守秘義務を結んでいるコーディネーターしか知り得ず、またコーディネーターも企業名は分からない。

図1 企業が欲しい技術や製造物を明らかにして、中小企業がそれに応募する(図:リンカーズのサイトより)
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 技術を求める企業は、集まった情報から信頼できそうな企業を絞り込むことが可能だ。第1次選考後、社名とより詳細な詳細を明かしながら、最終的な契約を結んでいく。逆に中小企業も信頼できそうな企業にのみ自社の秘匿技術をアピールすることができる。

図2 応募企業を条件を付加して絞り込む(図:リンカーズのサイトより)
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 サービス開始後、1年で100案件を超え、マッチング成功率は90%を超えるという。こうした仕組みが奏功して、トヨタ自動車やパナソニック、富士フイルムなど大手企業も利用し始めている。

 このサービスを事業化した同社の代表取締役CEO前田佳宏氏に、その着想の原点とここまでの経緯を聞いた。(聞き手=中道 理、狩集 浩志)