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 クジラやイルカは音波を使ってコミュニケーションする。同じように潜水艦も、潜航中は「超長波」または「極超長波」を使って基地と交信する。艦全体が水中に没した「全没中」にアンテナを水上に露頂させずに済むので安全である一方、極めて低い周波数なので帯域幅を広くとることができず、送れる信号の量はわずかになる。

 このような超長波または極超長波を使った水中の無線通信は、兵器の世界だけと思っていたのだが、意外と身近なところでも使われていた。それは水泳中の心拍センサーである。今回はプールで使用できるフィンランドPolar Electro社の心拍センサー「H7」を紹介する。

心拍センサーH7の外観
心拍センサーH7の外観
裏側に記載された情報
裏側に記載された情報
30m防水。CR2025のコイン型電池で最大200時間稼働する
* 本記事の画像はカナダの大手ICリバースエンジニアリング会社「Chipworks」よりご提供いただいた。ご厚意に御礼申し上げる