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 HDDやフラッシュメモリー、SSDといったストレージは、今や電子機器に不可欠なデバイスです。それだけに、ストレージ業界に身を置く、筆者のような“業界人”だけでなく、それらを利用するユーザーも、同業界の動向に強い関心を持っています。ストレージは、自分たちが開発する機器やサービスのよし悪しやコストに大きな影響を与えるからです。

 私は、これまで約30年IT業界に、その中でここ5年ほどはストレージ業界に身を投じてきました。そんな中、3年ほど前から、HDDやSSDに関するコンサルティングを実施してきました。そのため、ストレージのユーザーとなるさまざまなお客さんとお付き合いがあったのですが、我々が常識だと思っていたことをご存じなかったり、誤解していたりするケースが意外と多く、日々勉強になっています。中でも、HDDとSSDをどう使い分ければいいのか、トラブルに巻き込まれたらどうするべきなのか、そんなご相談が多くあり、そんな経験を基に、日経エレクトロニクスで連載を書いたり、セミナーで講演したりしてきました。

 今回、日経テクノロジーオンラインで始める本コラムは、こうしたHDDやSSDのトラブルシューティングも取り上げますが、ストレージ業界で何が起きているのか、同業界の“今”を中心にして簡単に解説していきたいと思っています。なお、本連載の内容は、わたくし個人の見解であって、所属するフィックスターズの見解ではありませんことを留意していただきたいと思います。