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健康や医療、ヘルスケアはキラーアプリか

 アンチウエアラブル機器な筆者だが、3カ月ほど前のこの欄で書いた通り、その考えを改める、ちょっとした“事故”にあった(日経テクノロジーオンライン関連記事3)。前回の海外出張中につまづいて足首を捻挫してしまったために、出張中に話を聞いた「スマートソックス」なるウエアラブル機器に興味を持つに至った。スマートソックスで歩き方をチェックしていれば、つまづかずに済むかもしれないと期待したためだ。

 そう。健康や医療、ヘルスケアに関連すると、「いやだ/嫌いだ」と言いにくくなる。以前、24時間心電計を着けた際も、その大きさに戸惑った経験がある。「同じ機能でウエアラブル機器がありますよ」と言われれば、触手が動いたかもしれない。上述したGoogle社のスマートコンタクトレンズも、涙中の糖分を測って糖尿病患者の生活を支援することを狙っている。

 Google社の講演後のQ&Aの際には、筆者と同じ考えの方がいたようで、「自分はコンタクトレンズが嫌いだが、スマートコンタクトレンズのようなものが受け入れられるのか」という質問があった。「スマートコンタクトレンズで開発した技術は、さまざまなものにポーティングできる。コンタクトレンズは1つの実装例に過ぎない」と講演者は答えていた。