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 JDEC(半導体技術協会)が2015年5月に発表した資料が、海外で大きな反響を呼びました。その中に記載されている内容に、「高温環境下でSSDのデータが数日で消える」と読み取れる部分があったからだそうです注1)

注1)ちなみに日本では、これに関連する内容をきちんと解説する記事が出ていたため、あまり大きな騒ぎにはなっていません。

 高温環境下でSSDのデータが数日で消える、というのは間違いとまでは言いませんが非常に極端な高温環境でのお話です。ただ、SSDに温度依存性はまったくない、とは言えません。やはり、SSDにとって「いい温度」はあります。Write(保存)/Erase(消去)処理をするときは高い温度で行い、Read(読み)や保存は低い温度環境で行うのがベストです。これはNANDという記憶素子の構造に依存します。